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一部の区市道も対象

東京都、道路の損傷をスマホで通報できるシステムが都道全域に対応

2021年05月13日 18時30分更新

MCR市民投稿アプリ

 東京都は5月12日、道路の損傷や不具合をスマホで投稿できる道路通報システムの試行エリアを拡大した。

 道路通報システムは、東京大学等が中心となって開発した「My City Report for citizens(MCR市民投稿アプリ)」というスマホアプリで、道路の損傷や不具合を発見した際に、スマホのカメラとGPSを利用して、都民が投稿できる仕組み。投稿した道路の損傷や不具合は、必要に応じて補修等を実施する。

 今回、都道ではすでに実施中の17区市エリアから都道全域(島しょ部を除く)に拡大。さらに、区市道では港区、葛飾区、八王子市、国立市、福生市、多摩市、稲城市に加えて、国分寺市、武蔵村山市を追加した。

 試行期間は2022年3月31日までを予定しており、情報の収集手段としてスマホを活用した道路管理の有効性を検証する。

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