週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

なぜレコードは音がいい? レコードとCDを聴き比べ

歌手 上野優華、初めて味わう“レコードの音質”の豊潤さに驚き!

上野優華がレコードの音質を体験!

レコードの音質を初体験!

 歌手の上野優華さんと、話題の面白いものを試してみる本連載。今回のテーマは「レコード」です。1998年生まれの上野優華さんは、幼い頃からデジタルが身近にある世代。「レコードで音楽を聴く」という体験をしたことがなく、その音質に、以前から興味を持っていたのだそう。

 レコードとお酒が楽しめる新宿三丁目のバー「BAR rpm」に取材協力をしていただき、マスターの小泉氏の解説を受けながら、レコードの音質を体験してもらいました。

 BAR rpmは1970〜90年代のロックを中心に、ソウル、ブルース、ジャズ、フュージョン、ブラジリアンなどを中心に、およそ2000枚のアナログレコードを取り揃えるレコードバーです。

マスターの小泉氏は、20代からレコードを収集している

 マスターの小泉氏は20代からレコードの収集を始め、その音質に夢中になっていったそう。いつしか、こだわりの機材でレコードを流す自分の店を持ちたいと思うようになり、2014年にBAR rpmをオープンしました。

 機材はプレーヤーにリンの「LP12」を2台、アンプにアキュフェーズ「P300S」とマッキントッシュ「MC275」を、スピーカーにJBL「240Ti」とソナス・ファベール「Minima Vintage」を採用。

 レコードファンも納得のこだわりの機材で、心地よく音楽を楽しめる空間となっています。

レコードってなんでいい音に聞こえるの?

 まず試聴したのは監督がマーティン・スコセッシ、主演がロバート・デ・ニーロのアメリカ名画「Taxi Driver」のサウンドトラックです。小泉氏の厚意で、アナログ版とCDをご用意いただき、比較するかたちで試聴させていただきました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事