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春のヘッドフォン祭 2021 ONLINEが開催、各社の新製品が集う

2021年04月26日 13時00分更新

MUSINはSHANLINGの新プレーヤーなど紹介

 MUSINの山口氏がSHANLINGの新製品を紹介した。

 まずはデジタルオーディオプレーヤーの「SHANLING M6 Ver.21」。DACチップを「AK4495SEQ」から「ES9038EQ」に変更した製品。またVer.21ではオペアンプも強化したと山口氏。小岩井さんは上の方が伸びる感じで、同じ音源が違う曲かと思うほど輝くというコメント。5月下旬発売予定で、税抜き6万円前後とのこと。価格は上がったが、スペックに比すると性能は高いとのこと。

SHANLING M6 Ver.21

 次に「SHANLING UA2」小型のDACながら、ES9038EQを搭載している点がポイント。ケーブル交換で端子を変えられる。価格は1万円台の前半を想定、5月末から6月頭の発売を考えているとのこと。発売時には保証無しのおまけとしてライトニングコネクタを添付するとのこと。

SHANLING UA2

 最後は巨大な"ポータブル"プレーヤー「SHANLING M30」を紹介した。モジュール交換式で、さまざまな機能を付加できる。入出力が豊富なので、ネットワークプレーヤーとしても使用できると山口氏。6月頃発売予定、価格は40万円前後とのこと。

SHANLING M30

 隠し玉として「iBasso IT01X」イヤホンも披露した。ベリリウムメッキを振動板に施しているとのこと。

iBasso IT01X

B&Wが完全ワイヤレスイヤホンを開発中!

 ディーアンドエムホールディングスの志田氏と狩野氏が、参考出展でB&Wの完全ワイヤレスイヤホンを2機種紹介した。

 上位モデルの「B&W PI7」と「B&W PI5」だ。どちらもANCを搭載し、PI5は9.2mmダイナミックドライバーのシングル構成。PI7はBAと9.2mmダイナミックドライバーの2ドライバー構成で、ドライバーごとに専用のアンプを使用してバイアンプ駆動するという。PI7では最大48kHz/24bitのaptX Adaptiveにも対応している。特徴的なのはPI7は充電ケースにトランスミッタ機能が搭載され、ケースからaptX LLでイヤホンに伝送できる点。デモ機を試した小岩井さんは、PI5は包み込むような低音で臨場感があるとコメント、PI7はより解像度の高さを感じられるとのこと。ケースには高級感があると根本氏。

B&W PI7

B&W PI7/PI5

小岩井さんもコメント

 詳細は5月中旬に発表予定だが、価格は他社と変わらない程度を実現したいとのこと。

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