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10秒で見つける! LINE WORKSを業務で活用するためのヒント

2021年05月07日 10時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水
提供: ワークスモバイルジャパン

 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第59回は、LINE WORKSを業務で活用するためのヒントを10秒で見つける方法について紹介する。

 LINE WORKSを導入したい、もしくはフリープランのアカウントは作ったが、いまいち何をしていいのかわからない、という人も多い。LINE WORKSはビジネスチャットだけでなく、予定やファイル、タスクなども管理できるコミュニケーションツールなので、最初はその機能の多さに戸惑ってしまうこともある。

 本連載で紹介しているように、基本機能からまずは少人数で試してみて、徐々に業務で利用していくとスムーズに導入しやすい。しかし、もっと手っ取り早く、自分の会社に便利な使い方を教えてくれ!というニーズもあることだろう。そんなときにおすすめなのが「ぴったりの使い方紹介! LINE WORKS入門」だ。

 3ステップの質問に答えるだけで、業界や利用目的にぴったりの活用事例や活用できそうな機能を教えてくれる。選択肢を選べば、10秒で結果が出るので時間もかからない。LINE WORKSのウェブサイトにはたくさんの活用事例や機能紹介が用意されているのだが、その中から最適なコンテンツを紹介してくれるのはありがたい。

 早速、チャレンジしてみよう。「ぴったりの使い方紹介! LINE WORKS入門」のページを開いて、「診断スタート」をクリック。まずは、企業/団体の種類を選択する。小売・サービス業をはじめ、理美容業、建設・工事・不動産、教育業、医療業、介護・福祉業、情報システム物流・運送業、その他の9カテゴリーが用意されている。

「ぴったりの使い方紹介! LINE WORKS入門」のページを開き、「診断スタート」をクリックする

企業や団体の種類を選択する

 次に、どんな主にどんな目的で利用するのか、を選ぶ。「仕事とプライベートで使うアプリを分けるため」「メールやFAXよりも効率的な連絡手段のため」「リモートワークのため」「社内の情報セキュリティ対策強化のため」の4つが用意されている。よくわからないとか、2つ以上の目的で使いたいと言うなら、まずは適当に選んでOK。何度だって繰り返して診断すればいいだけだ。

 最後に、主なチャット相手を顧客/取引先もしくは社内メンバーから選び、「診断結果を見る」をクリックすればいい。すぐに、診断結果が表示され、活用事例や機能の紹介ページを確認できる。

 試しに、飲食店経営者として診断してみた。業種は「小売・サービス業」で、利用目的は「メールやFAXよりも効率的な連絡手段のため」、そしてチャット相手は主に社内メンバーだ。すると、いきなり「無駄のないシフト管理」という活用事例が表示された。筆者の経営する飲食店ではほぼアナログ管理なので、いきなりぐさっと来た。飲食店が望む機能が箇条書きになっていたので、「活用事例を見る」をクリックする。すると、飲食店で活用するシーンを想定した機能紹介が表示されるので参考になる。

飲食店として診断してみた

診断結果をチェック

選択した業種や目的にぴったりの機能が紹介されている

 「同じ業種の活用事例」では、実際にLINE WORKSを導入している企業のインタビュー記事が紹介されている。似た領域の他の会社がどんな課題を持って導入し、どんな効果が得られれたのかを見るのはとても勉強になる。導入時の失敗談を語ってくれている企業もあり、とても役立つ内容になっている。

 さらにその下には、活用しそうな機能の紹介ページへのリンクが用意されている。具体的な機能や使い方を知りたければ、すぐにチェックできるのだ。

同じ業種の企業がどのようにLINE WORKSを利用しているのかを知るのはとても刺激になる

 「もう一度診断する」をクリックすれば、最初のページに戻り、何度でも診断できる。条件が似ていれば、似た結果が表示されることもあるが、いろいろなバリエーションをチェックすることで、活用のヒントが得られるはず。LINE WORKSをもっと活用したい、もしくはこれから導入したいという企業は気軽に試してみることをおすすめする。

「もう一度診断する」をクリックすれば、最初のページに戻る

 今後、他の業種のコンテンツも追加されていくそうなので、ときどきのぞいてみるといいだろう。次回は最新バージョンで追加された名刺の読み取り機能について掘り下げてみたいと思う。

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