アンカー・ジャパンがiPhone 12シリーズのMagSafeに対応したモバイルバッテリーを発売。Ankerブランド史上初のマグネット式ワイヤレス充電対応ということで、さっそく購入してみました。価格はアマゾンで3990円です。
「PowerCore Magnetic 5000」は予想以上にコンパクトで軽量
iPhone 12シリーズのMagSafeケース対応に加えてiPhone本体よりも小さく、実際に持ってみるとかなりコンパクトで軽い印象です。バッテリー容量は5000mAh、サイズはおよそ幅63×高さ93×厚さ16mm、重さおよそ133gです。ワイヤレス充電しながらiPhoneを使うことでもでき、MagSafe対応ケースなら装着したままの使用も可能です。
ちなみに、PowerCore Magnetic 5000は高さが93mmと小型設計のため、iPhone 12 miniをワイヤレス充電してもカメラレンズ部分と干渉しないのも特徴です。また、iPhone 12シリーズ以外でもQiワイヤレス充電器として使うこともできるほか、USB Type-Cポートを備えているので、ケーブルを使った有線接続による充電も可能です。この場合、出力時は最大10Wとなります(ワイヤレス充電時は最大5W)。
本体側面のボタンを押すと、LEDインジケーターが点灯してバッテリー残量を表示します。目安として1メモリが0〜25%、2メモリが25〜50%、3メモリが50〜75%、4メモリが75〜100%。なお、バッテリー本体を充電しながらiPhoneのワイヤレス充電もできる仕様になっています。
特定の状況下で力を発揮する
充電時はPD非対応(最大10W出力)なので、外出直前といった急ぎの状況などで早く充電したいときには不向きであるのはマイナスポイント。また、バッテリー容量も5000mAhと少なめであることから、iPhone 12 miniは1回、iPhone 12なら約9割ほどしか充電できません。ただ、そのぶんコンパクトで軽いというメリットもあります。
そのほか、外出先で少しだけiPhoneを使いたい、すぐには充電できない状況下で本来の力を発揮します。ケーブルを別途用意するこなくiPhoneにピタッとくっつけるだけで充電できる手軽さは大きな魅力です。毎日バッグの中に忍ばせておきたいですね。
マグネットが強力で、コンパクトかつ軽量なのでiPhoneを充電しながらの操作もやろうと思えばできます。これが大容量バッテリーなら重くなり、操作するのは難しいでしょう。
PowerCore Magnetic 5000はiPhoneを早くきっちり充電したい人向けというより、手軽に少しだけ充電したい人に向けた製品だと感じました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります