週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ULTRA PLUSのヘッドホンスタンド「UP-HSSD」を使ってみた

ヘッドホンやヘッドセットを仮想7.1ch化する謎のスタンドが便利!

2021年04月26日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII
提供: 株式会社プリンストン

高コスパヘッドホンを7.1ch化! ゲームが捗る!

 ということで、さっそく「UP-HSSD」を試用してみる。

 専用アプリでバーチャル7.1機能をオン/オフしながら、まずはサラウンドに対応する動画や音楽でその音質を確認してみた。

 まず、パソコン直結のときと比べて、基本的な音質は大きく変わっていないように感じた。高音~中音はよく出ており、低音もそれなり。このあたりはサラウンドのオン/オフに関わらずヘッドホンの性能に準ずるところなのだろう。もちろん「UP-HSSD」に接続したことでノイズが入るようなデメリットはない。

ヘッドホン+マイクで実況しながらのプレイ。思った以上に方向や距離、高さがわかる……気がする。接続ケーブルは机の下に逃がしてしまえば邪魔にならない

 そしてバーチャル7.1機能をオンにしてみると、確かに立体感が段違いとなる。特にサラウンドテスト向けの動画や音源を再生すると明確にその違いがわかる。もちろんそれらの音源はサラウンドの部分が強調されているからこそなのだろうが、試してみればその性能が直感的に理解できる。

 それはともかくとして、一般的な動画や音楽については、後述するゲームの場合とは違い、「ボーカルは中央から、ピアノは左奥」というような音の立ち位置が見えるかたちではなく、あくまで豊潤かつ立体的な音声を楽しむための仕掛け、という印象を受けた。

 肝心のゲームについて。音が重視されるFPS系のゲームとして「Apex Legends」をプレイしてみたところ、いつも使用しているヘッドホンの2chステレオサウンドとは明らかに違う印象を受けた。索敵中の音の方向性と大小、そして高さまで認識できる気がした。ライトプレイヤーの筆者にとってはそれだけでも大きなアドバンテージだ。

 ゲームについては、サンプルサラウンド音源のように各音源の位置および大きさがしっかり設定されているからこその恩恵、といえそうだ。

ヘッドセットを接続してプレイ開始! 当然こちらも快適だ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事