パナソニック産機システムズは4月12日、ホテルや飲食店などに向けて販売しているスタックオンタイプの製氷機の製氷ユニット、貯氷庫、クラッシャーユニットをフルモデルチェンジし、新たに「Aシリーズ」として発売することを発表した。
本製品は、製氷ユニットと貯氷庫で構成。熱交換方式も空冷式・水冷式など複数の方式から選択可能で、施設環境や設置スペース、氷の利用シーンに合わせてフレキシブルに組み合わせることが可能。
またユニットカバーのフラット化やスライド扉、貯氷庫内の構造見直しなど、清掃性にも配慮した設計になっている。
加えて、キューブアイスを上部の貯氷庫に、クラッシュアイスを下部の貯氷庫に貯める、貯氷庫上下分割型構造のクラッシャーユニットを開発。
同社独自の「自動クラッシュ機能」で、必要な時に必要な量を砕氷するだけでなく、センサーで氷の残量を検知しながら効率的に砕氷、貯氷できるため、想定以上の需要が発生しても予めストックされた氷を活用することが可能となる。
専用のクラウドサービスによる遠隔監視にも対応し、施設内の機器の一括管理や、多店舗における店舗ごとのエラー情報の集約など設備管理にも役立つという。
価格は176万円(製氷ユニット+貯氷庫)。発売日は4月26日以降で順次、受注開始となる。
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