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ペーパードライバーに最適な1台を探せ!

純情のアフィリア全員で乗りたい! 寺坂ユミ、Honda「ODYSSEY」の運転支援に感激

2021年04月10日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia) 編集●ASCII

運転席も至れり尽くせりの装備がズラリ

運転席に乗車した部長

座面は広くゆったりとした印象

オデッセイの室内

木目調パネルがイイですね! と部長

運転席ドアノブまわりの様子。シートヒーターの切り替えスイッチも用意されていた

 それでは運転席に座ってもらいましょう。「すごく広いですね!」と感嘆のひと言。インテリアも「ドアノブの部分や、ダッシュボードの木の部分がイイですね。こういうの好きなんですよ」だそうで、お気に入りに登録されたご様子。前のN-BOXでも、ドアノブ部の加飾が気に入ったと言ってましたね。

運転席のシート調整は電動式

オデッセイのステアリング

 「お! シートが電動で動くんですね」と言いながら、ドライビングポジションの調整をする部長。部長の身長は公称161㎝で、シート高などに問題ナシ。ハンドルにチルトはもちろんのことテレスコピック機構がついているのも◎。軽自動車の中には、テレスコピック機能を搭載していないモデルもありますので、こういった機能は「家族の誰もが運転する可能性がある」クルマには重要な機能だと思います。

運転席右側に設けられたドリンクホルダーを収納した様子

運転席右側に設けられたドリンクホルダーを引き出した様子

助手席側ダッシュボードの木目調パネル部はボックスティッシュがピッタリ納まる収納ボックスが設けられている

カバーを開くとボックスティッシュがピタリと納まるスペースが現れる

運転席側に設けられた大型アームレスト

アームレストはスマートに収納可能だ

 収納式のドリンクホルダーや、ボックスティッシュが丸ごと入るインパネアッパーボックスといった収納面にも感心。さらに運転席のひじ掛けの大きさにも驚かれていました。これなら長距離のドライブでも快適でしょう。

ステアリングホイール右側に設けれたクルーズコントロール系スイッチ類

渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と、車線維持支援システム(LKAS)を利用して高速道路を走行している様子

渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と、車線維持支援システム(LKAS)利用中はメーターパネル中央に動作状態が表示される。車線部分が白く点灯したらハンドル支援が働いていることを意味する

 長距離運転といえば高速道路。オデッセイには渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と、車線維持支援システム(LKAS)を搭載。長距離運転での疲労低減に効果があります。実際に試したところ、首都高環状線のような曲がりくねった道では難しいものの、湾岸線のような直線基調の道では不満ナシ。とはいえ、ハンドルに手を添え、きちんと運転操作をしなければならないのは言うまでもありません。

室内確認用ミラー付サングラスボックス

 ルームミラーを調整しようとしたら、その近くに何かを見つけた部長。押してみたら、今度は別のミラーが出てくるではありませんか。これは運転席や助手席の人が、室内の様子を一望できる便利アイテムです。ちなみにミラーはボックス構造で、奥にサングラスも収納に便利。「こういったものもあるんですね」と、部長はいたく感心されているご様子です。

運転席右側に、電子式パーキングブレーキをはじめ、エコモードボタンが配置されている

シフトレバーはコンベンショナルなタイプ。Sモード(スポーツモード)が用意されている

 一通りミラーを見たので、ブレーキを踏んでシフトレバーをDへ。そしてパーキングブレーキを解除する部長。パーキングブレーキは右側にあり電子式。オートブレーキホールド機能も用意されています。押してパーキングブレーキ、引いて解除するのですが、パーキングブレーキの動作状態がメーターパネルから見ないとわからない点はちょっと不便。LEDを入れて点灯すると分かりやすいのでは、と筆者は思った次第です。

広い駐車場で車庫入れの練習をする部長

シフトレバーをRに入れると、車庫入れに役立つマルチビューカメラシステムが起動し、上空から見下ろしたような映像が映し出される

ウインカーレバーの先端にカメラボタンを配置。車庫入れなど低速走行時に周囲の様子が見づらい時に押下すると、マルチビューカメラシステムが起動する。ハンドルから手を離さずにカメラ操作ができるのは便利だ

車両の前後から超音波を出し、障害物を検知するパーキングセンサーシステム

パーキングセンサーシステムが動作している様子

最小回転半径は5.4mなので、見た目より小回りが利く

 部長はペーパードライバーですので、まずは駐車場で練習。特に車庫入れを重点的に行ないました。バックに入れると、ディスプレイに後方や上空から見下ろしたような映像を表示するマルチビューカメラシステムや、8つの超音波センサーで障害物を検知し、音とディスプレイ表示で知らせるパーキングセンサーシステムを搭載しているので安心。さらに最小回転半径が5.4mとボディーサイズからは想像できないほど小回りが効くので、取り回しもラク。部長は何度も車庫入れを練習し、車幅感覚をつかんでいきます。

Hondaスマートパーキングシステムを起動している様子。画面右の枠に対し、まず青の部分まで前進する。その際ハンドル操作は車両側が行なう

青の枠まで前進した後、ドライバーはシフトをRにセット。あとはアクセルとブレーキをコントロールするだけで、車両は自動的に緑の枠まで移動する

 さらに驚きがHondaスマートパーキングシステム。駐車時を自動認識すると、その枠に停車するよう、ハンドル支援をするシステムです。アクセルやブレーキ、シフトなどの操作は運転手が行なうのですが、車両からの指示に従って操作すれば誰でも失敗なく駐車できます。しかも認識が早く、操作もシンプル。一発で枠に入るから驚きです。「これ凄いですね! 面白いですし、なにより確実。私のような初心者にはありがたい機能です」と感嘆の声をあげる部長。運転に慣れていても、有能な機能ではないでしょうか。

 一通り車庫入れ練習をした部長。続いてナビもチェックします。

ナビ画面の様子

交差点などでは、メーターパネル内にも右左折の指示が表示される

スマホとナビをBluetoothで接続し、部長が所属するアイドルユニット「純情のアフィリア」の楽曲を再生した様子

iPhoneとナビをUSBで接続し、Apple CarPlayを使って「純情のアフィリア」最新シングル『究極アンバランス!』を再生した様子

Apple CarPlayを起動した状態

スマホと車両を接続USBコネクターはセンターコンソールに設けられている。他にもHDMI入力や12Vアクセサリーソケット、そしてEVモードボタンを配する

センターコンソールの収納部分は引き出し可能。さらにドリンクホルダーも出てくるので便利

 試乗車には画面サイズ10インチのHonda純正ナビゲーションシステム「VXU-217DYi」(27万5000円)が搭載されていました。画面は高精細で見やすく、操作も簡単。スマホとUSB接続すれば、Apple CarPlayやAndroid Autoといった機能も使えます。試しに筆者のiPhoneを接続し、Apple CarPlayを初めて触れた部長は「スマホと同じ操作感で、ほとんど違和感がないですね」とのこと。LINEの音声操作はまったく上手くいきませんでしたが……。

 音楽を再生すると、Bluetoothよりも高音質なうえにアートワークも表示されます。「画面にジャケ写が出るのはイイですね」と部長はお気に入りの様子。それにしても、アートワークに写っている人が、すぐ近くにいらっしゃることに、今更ながら気づいた筆者は、変に意識をしてしまったのでありました……。

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