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都市空間情報プラットフォーム「Project PLATEAU」、全国56都市の3D都市モデルを整備しユースケース公開

2021年03月29日 12時00分更新

 国土交通省は3月26日、同省が主導する日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化事業「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)」にて、2020年度の事業として全国56都市の3D都市モデルの整備を完了したと発表した。

 Project PLATEAUは国土交通省が進める、まちづくりのデジタルトランスフォーメーション(UDX)を推進するための事業。日本全国の3D都市モデルを整備し、オープンデータとして公開。誰もが自由に都市のデータを引き出すことが可能となり、防災、まちづくり、AR・VRなどさまざまな場面で活用できるとしている。

 整備されたデータは一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会の「G空間情報センター」にて順次公開され、全国に先駆けて東京都23区の3D都市モデルのオープンデータが公開された。また、3D都市モデルやユースケースとして開発された一部データは、公式ウェブサイトにてプレビュー可能。

 公開されたユースケースは、どのように3D都市モデルを活用するかを地方公共団体、民間企業、大学・研究機関ととパートナリングを行なうことで進めた実証実験で、「都市活動モニタリング」、「防災」、「まちづくり」、「新サービス」のカテゴリーを設定して26の実証実験結果を公開している。

 

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