KDDI総合研究所は3月22日、スマホやスマートグラスなどのスマートデバイスで撮影した4K高解像度映像のライブ伝送機能を、遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」のオプション機能として提供を開始した。
VistaFinder Mxでは国際標準の映像符号化方式H.265/HEVCコーデックに対応し、画質を維持したまま従来のH.264/AVCより4割程度にデータ量を削減、5Gモバイル環境での高品質な4K映像のライブ伝送を実現した。
作業現場からの4K映像伝送により、これまで遠隔から視認が難しかった、小さな文字や細かなキズ、素材の質感までもより鮮明に確認することができ、運用現場における機器の確認や建設現場における国土交通省が推進する、ウェアラブルカメラ等を活用した建設現場の監督・検査作業の効率化を行なう取り組みの「遠隔臨場」実現など、様々な現場でより品質の高い遠隔作業支援が可能になる。
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