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珍しいハイブリッド型、小型で質感が高い本体がいい、AVIOTの完全ワイヤレス「TE-BD21j」

2021年03月10日 16時00分更新

標準モデルとピエール中野モデルの違いは?

 TE-BD21jをベースにチューニングされた「TE-BD21j-pnk」も聴いてみた。大きな違いは、音声ガイダンスだ。

左が標準モデル、右がピエール中野モデル

 アニメ『PSYCHO-PASS』で常守朱役を演じている花澤香菜さんの声になる。ちなみに、専用アプリ「AVIOT PINK CHANGER」を利用すると、ドミネーターの声を担当する日高のり子さんバージョンにも切り替えられる。

 音調については、標準モデルと比べて、低域の量感が増し、ベースやキックなどがローエンドまで深く沈み込む。低域が前に出る分、中高域の抜け感は控えめになるが、包囲されるような音場感と相まって、よりライブ感が高まる印象がある。

フェイス部にも違いがある。L側のロゴに注目

アップにしたもの

細かいがふたの裏側のロゴもアクセント

 もちろん、ゆったりとしていて刺激感のない高域や、滑らかなボーカルの再現など基本的なキャラクターは変わらないが、ややドンシャリ系の調整で、ロックなどとの相性がいい音調になる。こういった傾向の音を好む人や、音声ガイダンスの違いを楽しみたい人にオススメだ。

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