週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

1台で3通りのリスニングスタイルが可能

完全ワイヤレスイヤホンとスピーカーが融合した「Duolink」 3月18日に一般販売を開始

2021年03月11日 11時00分更新

 MPOW JAPANは3月11日、オーディオデバイスブランド「MPOW」から、1台で3通りのリスニングスタイルを可能にする完全ワイヤレスイヤホンとワイヤレススピーカーが融合したオーディオデバイス「Duolink(デュオリンク)」を発売すると発表した。同日から予約受付を開始しており、3月18日に一般販売を開始する。実売価格は1万8480円前後となる見込み。

 Duolinkは完全ワイヤレスイヤホンとスピーカー搭載のケースから構成されるデバイス。日本では2020年末にクラウドファンディングにてプレリリースされ、目標支援金額の900%超を達成した。

 完全ワイヤレスイヤホンにはチップセットを内蔵し、そのイヤホンを軸に完全ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスステレオスピーカー・ワイヤレススピーカーの切り替えが可能だ。イヤホンを取り出した状態では完全ワイヤレスイヤホンの「ソロモード」、イヤホンを収納して左右に分かれた状態ではワイヤレスステレオスピーカーの「ステレオモード」、イヤホンを収納してケースも左右を接着させた状態ではワイヤレススピーカーの「パーティーモード」として使用できる。

 同社は本デバイスにおいて、イヤホンモードとスピーカーモードを音楽を止めずシームレスに切り替えられるかを追求し、スピーカーでの再生時にはイヤホンを取り出すだけでイヤホンモードに、イヤホンでの再生中にはスピーカーに戻すだけでスピーカーモードに簡単に切り替えられるストレスフリーな設計を実現した。

 サウンドは、社内のサウンドマイスターたちがそれぞれのリスニングスタイルに合わせて調整したという。完全ワイヤレスイヤホン(ソロモード)は屋外での使用も想定して、リッチな低音を再現しつつボーカル域もクリアに。ワイヤレスステレオスピーカー(ステレオモード)は主に屋内の近距離で使用することを想定して、定位感の優れた立体的かつ低音と中高音のバランスが優れたサウンドにチューニングしたという。ワイヤレススピーカー(パーティーモード)は屋内外での使用を想定し、ステレオモードでの使用時よりも低音を増強し、迫力のあるサウンドを追求したとのこと。

 イヤホン本体はタッチ操作に対応し、通話用AIノイズキャンセリング対応の通話用マイクも搭載する。ドライバーは、イヤホンが6mm径のダイナミック型、スピーカーが40mm径のダイナミック型を備える。スピーカー出力は合計6W出力で、再生周波数帯域は20~20000Hz。デバイスとはBluetooth 5.0で接続し、対応コーデックはSBC/AAC。そのほか、イヤホン/スピーカーともにIP54の防水性能を備える。

 バッテリー容量はイヤホンが55mAh、スピーカーが500mAh。充電時間は約1.5時間で、イヤホン/スピーカーともに約6時間の再生が可能だ。充電ポートはUSB Type-C。ケースのサイズはおよそ幅97×奥行き97×高さ37mm、総重量はおよそ212g。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう