金属製で質感の高いデザイン
質感の高いイヤホン本体・ケースもTE-BD21jの特徴だ。本体カラーはブラック、シルバー、メタリックレッドの3色が選べる。
試用したのはブラックモデル。ケースは航空機グレードのジュラルミン製。表面に梨地塗装を施し、縁の部分にダイヤモンドカットのアクセントをあしらうなど、質感の高いものとなっている。イヤホン本体は樹脂製だが、ジュラルミン製のローレット(カメラのダイヤルなどによくあるギザギザ処理)を組み合わせるなど、通好みの仕上がりになっている。樹脂と金属を組み合わせることで、不要振動の抑制(音のにごりなどが減る)効果も期待できそうだ。
金属を使用しているため、重さは増し、手に持つと少しずっしりする感じがあるが、金属特有のひやりとした触感も相まって、高級感を感じさせる一因になっている。
イヤホン本体はIPX4の防水仕様。ほかにも外音取り込み機能、MEMSマイクとcVcノイズキャンセリングを組み合わせた通話品質への配慮、AVIOT SOUND XXXを活用した設定変更、紛失時に便利な仕様場所履歴の確認など、ツボを押さえた機能を持つ。
連続再生時間も9時間と十分。USB Type-C充電に対応し、容量500mAhのバッテリーケースからの充電を併用すると合計45時間利用できる。コーデックは、SBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveに対応する。aptX系のコーデックでは連続再生時間が2~3割短くなる(6~7時間)とのこと。
なお、TE-BD21jは標準モデルと別に、ピエール中野氏のチューニングモデル「TE-BD21j-pnk」が用意されている。外観は、ブラックモデルに近いが、ふたの部分にピエール中野氏のアイコンがあしらわれ、ローレットやふたの縁も、カッパー調(アンティークゴールド)の異なるカラーリングになる。音質についても当然異なるチューニングになっている。
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