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「スマホ避難シミュレーション」「検索は、チカラになる。」「防災速報」などを開始

ヤフーとLINEが「防災」分野で連携、3.11企画「のりこえるチカラ」を共同で実施

2021年03月04日 14時45分更新

 ヤフー及びLINEは3月4日、東日本大震災から10年の節目に、3.11企画「のりこえるチカラ」を共同で実施することを発表した。

 今回の企画では、体験型コンテンツ「スマホ避難シミュレーション」、検索募金「検索はチカラになる。」などの防災や復興支援に関するコンテンツを連携して展開していく。また、今回の取り組みを機に「Yahoo!ニュース」と「LINE NEWS」がオリジナル記事の相互配信を開始。防災分野での初の連携機能として、LINE公式アカウントを活用した「防災速報」の提供も開始した。

 あなたの避難場所がわかる「スマホ避難シミュレーション」は、大規模地震の発生時に安全を確認し、スマホで情報を集め、安全に避難場所へ向かうことを目指す体験型コンテンツとなっている。

 シミュレーションでは、自宅にいる際に大規模地震が発生という設定のもと、身の回りの被害状況を確認しながら、災害発生時に活用できるYahoo!JAPAN及びLINEの各種機能を使いながら安全に避難することを目指す。プレイ可能期間は3月4日~3月28日。

 部屋の探索や避難時の確認、スマホ操作など各種ステータスにおいては、「Yahoo!防災速報」アプリの機能である「地震情報」や「避難場所マップ」「災害マップ」、LINEの位置情報送信、グループメッセージ機能、ステータスメッセージ機能などを駆使しながら安全な避難を目指す。身を守るための安全で適切な行動、ツール等を選択する度にスコアが加算され、結果画面にてご自身の達成率が判定される。なお、震災に関するシミュレーションの終了後は水害編の体験が可能となっている。

 検索は、チカラになる。は、3月11日に「Yahoo!検索」または「LINE Search(LINEの検索窓)」で「3.11」と検索すると、1人につき10円をYahoo!JAPANまたはLINEから東北支援に携わる団体へ寄付される。

 知るは、チカラになる。は、媒体社からの配信記事に加え、「Yahoo!ニュース」及び「LINE NEWS」でもオリジナル記事や共同企画記事などを制作して展開していく。震災発生後の10年を伝える記事には「#あれから私は」、未来を考えるきっかけを提供する記事には「#これから私は」というハッシュタグをタイトルにつけることで、大勢のユーザーにSNSでシェアしていくことを目指す。

 防災速報は、「Yahoo!防災速報」と連携し、ユーザーが登録した地域の災害情報をLINEトークにプッシュ配信する機能。自宅、実家、勤務先など、国内最大3地点を登録することが可能で、登録地点はいつでも変更できる。

 現在は「避難情報」「地震情報」「津波予報」「気象警報」など9つの防災速報に対応しており、今後も順次拡大予定とのこと・

 防災速報は、「LINEスマート通知」LINE公式アカウントを友だち追加することで受け取ることができる。

 また、3月2日~3月31日の期間限定で、「LINEスマート通知」LINE公式アカウントを友だち追加し、災害情報を受け取る地域を設定したユーザーに、Yahoo! JAPANとLINEが初めてコラボしたLINEスタンプ「ブラウン&けんさく はじめまして編」を無料でプレゼントするキャンペーンを実施中。有効期間はダウンロードから90日間。

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