週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

条件次第で1円のシャオミのSIMフリースマホ「Redmi 9T」は大画面大容量バッテリーが魅力

2021年03月05日 12時00分更新

 シャオミの「Redmi 9T」は、1万7500円前後(税込)と低価格ながら、Snapdragon 662を搭載するなど、コストパフォーマンス抜群なエントリークラスのモデル。MVNOではMNPの回線契約で1円や100円といった価格でも提供されており、コストをかけずに導入できるスマートフォンとして注目を集めている。

MVNOでは条件次第で1円でも販売されている、高コスパスマホ「Redmi 9T」

ポップなデザインが個性的

 ディスプレーは6.53型(2340×1080ドット)の液晶パネルを採用。アスペクト比は19.5:9となっている。1万円台の低価格モデルはディスプレー解像度がHDというのが一般的だったが、このクラスでもフルHD以上のディスプレーとなり、文字つぶれがなくくっきりと見え、動画などのコンテンツがより精細な表示で楽しめるのはうれしいポイントだ。

ドット感がなく精細な表示で文字も読める

 本体サイズは約77.3×162.3×9.6mm。重量は約198gあり、手に持ってみると見た目よりもズシリと重さを感じる。これは液晶パネルと6000mAhという大容量バッテリーを搭載しているためと思われる。

手に持ってみると、想定していたよりも重い

カメラ部分を含めると約10.9mmで約1.3mm出っ張っている

重量は実測で199g

 本体素材はポリカーボネートで、表面にはヘアライン風の加工がされており、ざらっとした印象。ぱっと見は金属のような雰囲気もあり、ポリカーボネートながらチープさは感じられない。本体カラーは今記事で使用している「オーシャングリーン」に加えて「カーボングレー」をラインアップ。カーボングレーも同じ加工が施されている。

一見すると金属のようだが、素材はポリカーボネート

大きくモデル名が刻まれているがポップな感じで◎

 本体右側面には音量ボタンと、指紋認証センサー一体型電源ボタンを配置。指紋認証センサーの感度もエントリークラスのモデルとしては抜群に速く、スリープ解除はストレスを感じないほど。

本体右側面

指紋認証センサーの反応はよく、ストレスなくスリープ解除できる

 本体底面にはUSB Type-C、本体上部にはイヤホンジャックを装備しているので、有線のイヤホンやヘッドホンが利用できる。また、スピーカーは本体上部と下部のデュアルスピーカーで、動画視聴やゲームをプレイする際には、モノラルスピーカーよりも臨場感のある音が期待できる。

本体底面には充電などに使うType-Cを配置

本体上部にはイヤホンジャックがあり、右側の3つの丸のうちいちばん右が赤外線ポート

上下にスピーカーがあり、横位置にすればステレオで動画やゲームなどが楽しめる

 そのほか本体上部には赤外線ポートがあり、プリインストールされているアプリ「Mi リモート」で、テレビやエアコンといった電化製品の赤外線リモコンとしても利用可能。プリセットとして用意されている家電メーカーやデバイスの数も多く、筆者が使っている東芝製のテレビで試したところ、問題なく利用できた。普段からスマホを常に手に持って生活しているようなユーザーには、別途リモコンを探す必要がないので、ありがたい機能と言える。

本体上部の赤外線ポートと「Mi リモート」アプリで、テレビやレコーダー、エアコンのリモコンとして使える

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事