異世界テンプレ展開でハーレム主人公をどっぷり味わえる!
「イケゴブ R」は1月18日にサービス開始したブラウザーRPGだ。タイトル画面を見ると長いサブタイトルがついていて「何故かイケメンに生まれたゴブリンが美女を確実にイかせるチート技で快楽堕ちさせてハーレム軍団で好き放題!?」となっている。略して「イケゴブ」というわけだ。
なんだか最近流行りの某な○う小説みたいな題名だが、まさにその通りの内容で、異世界転生ハーレムラノベをそのままブラウザーRPGにしちゃったようなゲームが本作だ。だからもちろん、現世で突然死した普通の非モテ男子が異世界に転生するところから話は始まる……ただし、ゴブリンとして。
転生先は意外なことに、王道RPGなら“敵側”のはずのゴブリンだった!という出だしで始まるわけだが、むしろ素直に勇者になんか生まれ変われないスタートこそ異世界ラノベのテンプレ。お約束通り“チートスキル”も与えられるものの、これもまた「触れた異性を発情させる」という偏ったもの。
いわゆるハズレスキルの体で、ゲーム内では主人公が文句タラタラだが、賢明な読者諸君ならお気づきのように、この先この能力を使って無双していくことになる。そんなところまでバッチリお約束通りの滑り出しだ。
さらに、そんな転生をするハメになった原因は、プレイヤーを転生させた女神が面白半分でゴブリンを選んだからだという。しかもこのフォニアという女神、相当なヘッポコとして描かれていて、シナリオ冒頭から一貫してギャグ担当のポジション。人気の異世界転生ラノベでもよくある“駄女神”というパターンで、なろ○系が好きなら思わずニヤリとしてしまうキャラ配置だ。
チート持ちの美少女転生者を倒してハーレムを作れ!
そんな駄女神サマがなぜプレイヤーを転生させたのかというと、人間に奪われた力を取り戻すために復讐したいという。その奪われた力で人間は異世界から勇者を召喚しているらしく、プレイヤーは最弱モンスターであるゴブリンの軍勢を率いて、これらの強敵と戦っていかなければならないのだった。
ただしそこはハーレムものRPG。敵となる異世界から召喚された勇者というのはみんな美少女で、もはや主人公のスキルの餌食となるために喚ばれたも同然だ。彼女たちに会うためには、マップに並んだステージを侵攻していけばよく、最後に各エリアのボスとして登場してくるようだ。
各ステージでは、戦闘に先立って3回ほどランダムドロップを入手する機会があり、武器やモブ娘などのアイテムが手に入る。その後、3ウェーブほどの戦闘があり、キャラクターがオートで行動する中、時間でゲージがたまって使用可能になる各キャラ固有のスキルをタップして戦うというオーソドックスなシステムになっている。
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