ソフトウェアや音楽、映画などがCDやDVD、Blu-rayディスクといったメディア媒体から、ネットワーク経由での提供、配信へと移るとともに、最近光学ドライブの活躍の場が狭まっているように感じている人は多いのではないだろうか。
確かに、最近はデスクトップPCやノートPCにも標準で光学ドライブを搭載する製品の割合も減ってきている。また、PCケースにおいても統一したデザインを重視して、フロントに5インチベイを備えていない製品が多い。
実際にデジモノ最前線のアスキー編集部内のなかでも、光学メディアを普段使用していない、光学ドライブを所有していないというスタッフも増えて来ている。
しかしながら、データの流出、上書きによるデータの消失などのリスクがあるビジネスシーンでは、上書きのできない追記型ディスクを使用していることもある。また、雑誌の付録、ゲームの特典、イベントでのサンプル配布といったシーンでは、CD-RやDVD-Rが活用されている。
また、テレワーク需要が叫ばれている昨今、今までは会社のシステムで保存していた仕事に必要な大切なデータを、自分で管理する必要が出てきた人もいることだろう。直近で使用しているデータは、PC内のHDDやクラウドへの保存でも事足りるが、長期保存して必要に応じて引き出したいデータの保管は、耐久性が高く、薄い光学メディアに保存しておくと、保管スペースも少なく済むといったメリットもある。
そんな人にオススメなのが、外付けの光学ドライブだ。外付けの光学ドライブは、USB Type-AポートのあるPCでしか使えないと思っている人もいると思うが、最近はUSB Type-Cケーブルや無線で直接スマートフォンに接続し、PCレスで音楽を取り込んだり、再生できる製品もある。
光学ドライブは、1度買えばあまり買い替えを行なわない製品だが、だからこそ対応端末が多く、高品質な製品を購入、買い替えるのがオススメだ。そこで、今回はアスキー編集部のPC大好き集団ジサトラのメンバーで、周辺機器担当でもあるハッチが、普段あまり光学ドライブを使わないと語る若手編集者に光学ドライブのメリットを伝え、かつ高品質で信頼性の高いパイオニア製の光学ドライブの魅力を紹介していきたい。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう