コグニティは2月8日、製薬企業特化型AIサービス「COG-DTL(コグ・ディテ)」の提供を開始した。
同社はコミュニケーションのAI解析技術を用いたトーク分析サービスを提供。2017年より製薬企業19社へ導入され、各社の高成績MRのトークをモデルとして利用・分析することで他のメンバーのディテーリングの見える化して違いをアラートすることで改善を促すことができる。本社・学術部などで実施されるロールプレイング研修に加え、現在では実際の医師とのディテーリングを分析するサービスとして運用されている。
新薬への対応やMR数の少ない製薬企業にとっては、「ベンチマークやモデルを設定しづらく、導入が難しい」といった声に応え、同社の持つデータを活用することで開発を不要としたサービスを開発。特別な開発・準備なしですぐに導入でき、既存データから「製薬企業のディテーリングの平均値と比較できる分析」に「ワークショップ」を付属することで、ナレッジ定着と改善をサポート。
定期的に全体像を見える化・変化を捉えるための「サマリーレポート」や「High Performer分析」、薬機法対策として「副作用報告漏れ」を防ぐための機能も付属したProfessionalプランも用意される。正式リリースは4月の予定となり、現在はβ版での試験導入が可能。
また、新サービスの提供開始にともなって「製薬19社が導入した、MR営業強化のAI・DX技術」と題し、第8回目となる無料ウェビナーを開催する。開催日時は2月10日16時~17時。参加費は無料(要登録)。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります