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新VAIO Zは5G対応に、フルカーボン筐体の採用で生まれ変わった

2021年02月18日 13時00分更新

小型Type-C充電器など、別売オプションも充実

 別売オプションとして、純正品だからこそスッキリとした装着できる専用のぞき見防止フィルター(視野角60度、反射率6.7%、ブルーライト60%カット)、本体と合わせて最大3画面4K60Hz出力できる「Type-C 4Kマルチモニタードッキングステーション」なども用意する。後者は前面にヘッドホン、USB Type-C、USB Type-A、背面に電源、USB Type-C(PC接続用)、DisplayPort出力×2、HDMI出力、Ethernet、USB Type-A×2を装備。USB PDによる本体充電やMACアドレスパススルー機能、セキュリティロック・スロットなどを搭載する。

Type-C 4Kマルチモニタードッキングステーションの背面

同じく手前側。抜き差しする頻度の高いヘッドホン端子やUSB端子は前に置いている。

のぞき見防止フィルターは、液晶画面にピッタリとハマる形状だ。

SIGNATURE EDITIONは通好みの独自の塗装と高性能CPUが選べる

 SIGNATURE EDITIONは、Windows 10 Pro/Windows 10 Home(64bit)、Core i7-11365H(3.30GHz、最大5GHz)、32GB/16GBメモリー、2TB/1TB/512GB/256GB(NVMe)のSSD、4K HDR/FHDディスプレー、WAN(5G)搭載/非搭載、TPMの搭載/非搭載が選べ、塗装はシグネチャーブラックとブラック。

アンテナ位置はVAIOのこだわり。液晶ディスプレーの上に必ず置いている。Wi-Fiアンテナは額縁の上下コーナー部、5Gアンテナはカメラの左右に置いている。狭額縁だが、アンテナ線は左右のベゼルの細い溝を通しているそうだ。

5Gアンテナはパームレストの端にも用意している。

配線の取り回しにも苦労があったようだ。

シグネチャーブラックでは、敢えてUDカーボンの網目を残す塗装としている。ヘアラインのように細かな模様が分かるだろうか? 通にだけ分かるシグネチャーの証だ。

 通常モデルは、CPUがCore i7(最大4.8GHz)/Core i5となり、32GB(Core i7のみ)/16GB/8GBが選べ、塗装はブラックとなる。

 また、3年間に1度だけVAIO Zを預かり、メンテナンス・クリーニング・バッテリー新品換装を施して返す「メンテナンスパック(標準)」、さらにメンテナンス時にキーボードユニットの新品換装もする「メンテナンスパック(ワイド)」も用意している。

 価格はいずれもオープンプライスだが、量販店などで販売する“個人向け標準仕様モデル”の価格は30万9800円程度から。“SIGNATURE EDITION”のVAIOストア最小構成価格は36万6080円。受注開始は2月18日。3月5日から順次ユーザーの手元に届く。

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