オルツは12月16日、オンラインビデオ通話を介して多言語で話すことができる「AI通訳」を発表した。
AI通訳は、同社のデジタルクローン技術と超高速演算技術を活用し、ビデオ会議での音声と映像をリアルタイムに書き換えることで、あたかも当人が様々な言語を話せるかのような状態を作り出すという。
AI通訳のリアルタイム通訳は、話し言葉を別言語に通訳するだけでなく、カメラに映った映像自体も瞬時に書き換えることで、あたかもその人が様々な言語を自在に操るかのような出力をするという。現在、およそ30ヵ国語に対応し、シンプルな操作で既存のオンライン会議システムに出力できる。
価格は、個人でも利用できるよう10分間で5500円のオンデマンドプランを設定している。また、企業向けの毎月11万円(毎月5時間まで)の定額プランも用意される。
同社はAI通訳パートナー企業連携制度を開設し、同サービスの販売や展開を行なう企業の受付を開始した。パートナー企業に同サービスを特別料金で提供し、より柔軟な独自プラン設定を付加して再販が可能。
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