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現地企業との共同事業

シャープ、ベトナムに4万世帯分を発電するメガソーラーを建設

2020年12月14日 18時00分更新

建設した太陽光発電所

 シャープエネルギーソリューション(SESJ)は12月14日、ベトナムの発電事業者Viet Nam Viet Renewable Energy Joint Stock Companyや、現地工事会社NSN Construction and Engineering Joint Stock Companyほかと共同で、ベトナムのビン・ディン省に太陽光発電所(メガソーラー)を建設したと発表した。12月中旬より運転を開始する予定。

 本発電所の出力規模はおよそ50MW-dc。年間予測発電量はおよそ毎年8万2506MWhを見込み、これはベトナムの標準的な家庭のおよそ4万3700世帯分の年間消費電力量に相当するという。

 SESJはこれまで、ベトナム国内に6ヵ所(出力合計およそ290MW-dc)の太陽光発電所を建設。本発電所の完成により、出力規模は合計およそ340MW-dcとなった。ベトナム政府は、太陽光発電の総出力規模について、2030年までに1万2000MWへの引き上げを計画している。SESJは世界各国での発電所建設を通じて蓄積してきた技術やノウハウを活用し、ベトナムにおける再生可能エネルギーのさらなる普及拡大に貢献するとしている。

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