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慶應義塾大学と三菱地所、横浜・関内エリアでオープンイノベーション推進に向けた共同研究開始

2020年12月14日 12時00分更新

 慶應義塾大学と三菱地所は11月19日、横浜・関内エリアでオープンイノベーション推進に向けた共同研究契約を締結したと発表した。

 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)と三菱地所が横浜市との協働事業により運営する関内ベンチャー企業成長支援拠点「YOXO BOX(よくぞボックス)」において、横浜におけるオープンイノベーションの推進とビジネスエコシステム形成を目的とした共同研究契約を進めるもの。

 慶應 SDMは、ものごとを俯瞰的かつ体系的に捉えるシステム思考と、ものごとを人間中心で考えて多様性を活かして新価値を創造するデザイン思考を融合したシステム×デザイン思考の研究・教育を実施するとともに、その実社会への実装を行なっている。

 三菱地所では「イノベーション都市・横浜」の実現に向け、横浜・関内で、横浜市との協働事業により、ベンチャー企業を支援しオープンイノベーションを推進する拠点YOXO BOXと、自主事業としてイノベーション創出の新たな担い手となる企業・起業家の活動拠点「YOXO BOXオフィス」を運営。

 産学連携のイノベーション創出や交流機能のあり方について研究することを目的として共同研究契約を締結、両者は「YOXO BOX オフィス」の一室に各種機材を整備したオンラインコミュニケーションスタジオを設置し、慶應SDMのオンラインワークショップなどの発信の場として活用しながら研究を進める。また、YOXO BOXを中心に広がるビジネスネットワークを起点に、ベンチャー企業や起業家と慶應SDMとの協働・交流の機会を創出することで、横浜・関内エリアでのオープンイノベーション促進やビジネスエコシステムの拡大・拡充を目指すとしている。

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