最新の4Kテレビでは映像もより高精細になり
低遅延で大迫力の画面でゲームを快適に楽しめた!
「アストロシティミニ」はHDMI出力があるため、テレビやプロジェクターなどに出力できる。そこで今回はAVライターの折原一也氏オススメの大型テレビやサウンドバー、プロジェクターにつなげて遊んでみた。
テレビはハイセンスの50インチ4Kテレビ「50U7F」をチョイス。価格は実売7万9800円前後と、50インチ4Kとしてはコスパは高い。東芝映像ソリューションとの共同開発で生まれた「NEOエンジン 2020」を備え、高い諧調表現力と微小信号の再現性が向上している。
実際に出力してゲームをプレイしてみたところ、50インチの大画面で見る「バーチャファイター」のゲーム画面は、予想以上にゲーセン的だった。50U7Fは今どきのテレビなのでアスペクト比が16:9の横長の画面になるが、「アストロシティミニ」の4:3の画面を映すと、ちょうど筐体の前でプレイしている画面サイズに近くなる。
テレビの画面サイズを「ネイティブ」で見た限り、おそらく解像度はハイビジョン(1440×1080ドット)くらいだと思われる。画面サイズを「フル」にして引き延ばしてもテレビのノイズ低減処理の効果もあるのか、シャープ感は損なわれず、迫力のある美麗な映像でゲームが楽しめた。
横側の黒枠部分にアストロシティ風のフレームを表示できる所も、ゲーセン的な雰囲気が出てとてもイイ。50U7Fには最小遅延約0.83msと、応答速度が速くなる「ゲームモード」を備えているため、操作レスポンスの遅れもなく快適にプレイできるのもオススメポイントだ。
「バーチャファイター」では画面を明るくクッキリと見せてくれて、当時のゲームプレイ以上に鮮明で、3Dゲーム黎明期らしい鮮やかなグラが蘇る。「ゴールデンアックス デスアダーの復讐」は、50インチの画面サイズもあって、当時の筐体以上に2Dグラフィックの美しい描写をドットまでハッキリと描写。これもゲーセンでプレイするような、迫力の画面サイズとの相性がイイと感じた。
さらに、ハイセンスのサウンドバー「HS214」も組み合わせてゲームをプレイ。サウンドバーの迫力あるサウンドは、たとえば「バーチャファイター」のBGMであればベースの低音が入って曲をしっかり聴けるし、PCM音源のボイスも、より聞き取りやすいクオリティーに変わった。「ゴールデンアックス デスアダーの復讐」もノリの良いBGMが高音質で再生される。搭乗できるカマキリの吐く炎の轟音の音は、サウンドバーだとより迫力を増すので、BGMの迫力をより高めたい人にはオススメだ。
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