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現存する当時の「アストロシティ」とも比較!

「アストロシティミニ」を4K大画面出力や最新プロジェクターで遊び倒してみた!

2020年12月17日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 検証協力:折原一也 編集●ASCII
提供: セガトイズ

当時のテレビの映像表現も可能だったり
BGMモードを搭載したりとコダワリが光る!

 当時の実機と比較したところで、簡単に「アストロシティミニ」でできることを確認しておきたい。まず「アストロシティミニ」の電源を入れると、作品が縦にズラリと表示される。この画面にて上下にタイトルをスライドさせて選択する。

 ソートはなく、タイトル選択中に左右入力で、選択中のタイトルの画像が切り替わり、どういったゲームなのかが分かるようになっている。

人型の走っているようなアイコンなら「アクション」、戦闘機のアイコンなら「シューティング」と、アイコンによってジャンルがひとめで分かるようになっている

 本体設定では、「言語設定」、「本体画面の明るさ」、「本体の音量」、「画面設定」、「フレーム設定」などが選択できる。画面の明るさや音量は5段階で調整可能。「画面設定」では、一般的な表示と、「アストロシティ」当時のブラウン管で表現するアナログテレビっぽくなる画面とに切り替えができる。

本体設定画面

「画面設定」では、通常の表示とは別に「アナログテレビ」の設定にすると、ブラウン管テレビやCRTディスプレーのような走査線を再現する表示になる

 また、「アストロシティミニ」では、「アストロシティ」が現役だった当時のアスペクト比は4:3だったため、今どきの16:9と横長のテレビやディスプレーに外部出力すると、ゲーム画面の左右に黒い枠が残る。その見た目を変えるため、「フレーム設定」ではその黒枠部分に2種類の枠が指定できる。

「フレーム設定」では2種類の枠を設定できる

たとえば、「アナログテレビ」と枠設定なしだと上画面のようにレトロ感満載な映像で、中央4:3の画面でゲームが楽しめる

一方、画面設定「デフォルト」で、枠を付けると上画面のように枠の付いた16:9の画面ながら、クリアなドット描写でゲームが楽しめる

 各ゲームセーブデータは2つまで保存でき、メインメニューでゲームを選択すると、ゲームの概要と共にセーブデータが表示され、最初から始めるか、セーブデータから始めるかが選べる。

セーブデータは2つまで保存可能。ゲーム中、いつでも保存できる

ゲーム開始前に簡単な操作方法の確認と、ロード選択ができる

 また、既報だが、37作品中「バーチャファイター」「スペースハリアー」「ファンタジーゾーン」「カルテット 2」「SHINOBI 忍」「ゲイングランド」「クラックダウン」「ゴールデンアックス」「ESWAT:サイバーポリス イースワット」「エイリアンストーム」は、ゲームをプレイすることなくBGMだけを楽しむ「BGMモード」に対応する。

 メインメニューで対応タイトルを選択し、6つのボタンのうち最右下のボタンを押すとゲームの名曲が再生する。ジュークボックス感覚で、ながら作業中にBGMを楽しむのも一興だ。

「ファンタジーゾーン」など一部タイトルは「BGMモード」で楽曲が楽しめる

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