セガ設立60周年プロジェクトのひとつで、セガトイズが開発し、12月17日にセガより発売される「アストロシティミニ」は、1990年代に大ヒットした、アーケード筐体「アストロシティ」を6分の1サイズで再現したミニゲーム機。
既に体験会でのレポートも上がっているが、発売前に実機をお借りできたので、まずは改めて本機の概要を確認したい。本体のサイズは130(W)×170(D)×170(H)mmで、筐体の形は実機を忠実に再現。本体素材は、初の樹脂製筐体として販売された実際の「アストロシティ」と同じく樹脂を採用している。
画面サイズは約4インチ。背面には給電用のマイクロUSB Type-B、HDMI出力、3.5mmヘッドホン端子、コントローラー接続用のUSB Type-A×2を備える。給電用のマイクロUSB Type-B-Type-Aケーブル、HDMIケーブル(1.8m)を同梱する。
ジョイスティックは小型化されているが、実機を忠実に再現。つまみ持ちやかぶせ持ちでの操作は割と快適、しかしワイン持ちはやや窮屈に感じるので、慣れが必要だと感じた。
1点注意が必要なのは、3.5mmイヤホン端子。3.5mmのミニプラグは2極から5極まであり、簡単に違いを言うと2極はモノラル、3極がステレオ、4極がステレオ+音量操作+マイクになる。「アストロシティミニ」の音声出力はステレオのため、3極までの対応。
オンラインマルチプレイ対応という訳ではないので、マイクの認識は必要なく4極以上のプラグに対応していないと思われる。そのため、試しにロジクールの「A10」ヘッドセットを使用したところ、音声出力ができなかった。A10付属の3極変換アダプタを使用しても、半挿しで片側から聞こえるだけだった。そのため、3.5mmイヤホン端子を使う場合は、マイクを備えないイヤホンまたはヘッドホンを使用する方がイイだろう。
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