ソフトバンクは、同社が提供する「ソフトバンク」と「ワイモバイル」の両ブランド間の乗り換えについて、契約期間や料金プランに関わらず、契約解除料(9500円)やMNP転出手数料(3000円)を来春に無料にすることを発表した。また、契約事務手数料(3000円)については、オンラインでの申込時は原則すべて無料とする(店舗などでの契約時は3000円)。詳細な変更時期については決まり次第発表するとしている。
キャリアが提供する複数ブランド間での移行については、武田良太総務大臣が11月27日の記者会見で、MNPの手続きが必要で、転出手数料や解約手数料として1万5500円がかかり、自由な選択を阻害しているという旨の発言をしていた。
これに対して、ドコモは先日発表した「ahamo」を“新料金プラン”として扱い、ドコモの既存プランからの移行では各種手数料を無料にする方針を示している。ソフトバンクはブランドとしては別立てになるものの、手数料などを無料化することで行き来を容易にする形と言える。また、KDDIは今日9日の発表会の質疑応答で、こうした手数料の扱いについて「検討中」であると回答している。
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