週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

エナジードリンクって効果があるものなの?

エナジードリンク「ZONe」飲んで「全国統一eスポーツテスト」に挑戦した

2020年12月10日 17時00分更新

公式サイトからスマホでQRコードを読み取って、アクセスする

偏差値が上昇、カフェインの効果か?

 JeSU公認 全国統一eスポーツテストpresented by ZONeは、指先の動きを測定する「HAND」と、動体視力を測る「EYE」、思考力を測る「BRAIN」の3種類からなる。

 HANDは障害物を避けながら先へ進むテスト、EYEは回転する図形の中から、向きの違うものを探すテスト、そしてBRAINは、表示される図形と、選択肢として用意された図形を照らし合わせ、色・形が異なるものを素早く選ぶというテストだ。

アクセスできた。料金はかからない

 私はゲームはやらないこともないのだが、FPSなど動きの速いゲームはどちらかというと苦手で、オープンワールドのアクションRPGなどをマイペースに楽しみたいタイプ。このようなテストも得意ではないと思う。

HANDのテスト。障害物を避けながら進む

EYEのテスト。回転している図形から、向きが違うものを探す

BRAINのテスト。向き、形が両方異なる図形を、選択肢の中から素早く選ぶ

 案の定、けっこうむずかしい。特に障害物を避けるHANDが苦手だ。昔、炎のチャレンジャーという番組で「イライラ棒」というゲームがあったが、それのような感じ。

 EYE、BRAINはIQテストなどでもよくある対応のテストなのだが、EYEは動きがある分、しっかりと図形をとらえる動体視力が要求されるし、BRAINは絶妙に判断に時間がかかるような作りになっている。

 結果は案の定というべきか、あまりよくなかった。偏差値は39〜44で、学力に例えると、好きな学校に入るというよりは、入学できるところを探すという状態だ。

 じゃあ、ZONeを飲んでからテストしてみるとどうなのか。ちなみに初回テスト時は、起きて1時間、まだ何も食べておらず、なんとなく頭もボーッとしている状態だった。

 ZONeは量が多いが、後味がすっきりしており、飲みやすい。単糖であるブドウ糖は人体がエネルギーとして利用できるまでのスピードが速いので、素早い栄養補給に向いているという性質がある。

 それに加えて、カフェインの覚醒作用もあり、ちょうど「寝起きでボーッとしていたので、砂糖を多めに入れたコーヒーを一気に飲んで、頭をすっきりさせた」という状態に近いと思う。ほかの有効成分もあるので同じではないのだが、空腹時と比較すれば、パフォーマンスの向上が見込めそうな気もする。

 今回は、スタンダードなZONe Ver.1.3.9を7割程度飲んで、20分程度待ってから再テストをした。ZONe Ver.1.3.9は後味で酸味が来る味わいなので、その眠気覚まし効果も期待できそうだ。

おっと……?

どんどん選べる

 「完全な空腹状態から糖分とカフェインを摂取した」「起床からの時間が経った」「二回目なので一回目より要領がわかっている」など、成績が上がる要素が揃っていたこともあり、46〜53までと、偏差値は10程度の上昇を見せた。

偏差値が上がった

 「ZONeを飲むとeスポーツテストの成績が上がりますよ」とまでは言えないにしても、前述のように「砂糖多めのコーヒー」程度の効果は体感できる。エナジードリンクを飲み慣れていないので、効果も現れやすかったかもしれない。気分をリフレッシュしたいときや、なんとなく頭がすっきりしないときに飲んでみてはいかがだろう。

 なお、JeSU公認 全国統一eスポーツテストpresented by ZONeは誰でも無料で利用できる。

私の偏差値は、「初心者よりちょっと上手い」だった

Twitterでのシェアにも対応

 偏差値だけでなく、得意な分野を詳細に見たり、全国平均や各都道府県の平均と比較して、自分のレベルがどの程度なのかを知ることも可能。

 さらに、偏差値はTwitterでシェアすることもできる。この際、偏差値に応じたレベルが表示されるのだが、私の場合は「初心者よりちょっと上手い」だった。まだまだ修行が必要だ。成績が上がると、ここがどんな表現に変わるのかも楽しめそう。

 テストも含めて、サイト全体の操作性はシンプルで、試すのにそれほど時間もかからないので、友人と競い合ったり、さらなる高みを目指し、ゲームの合間のトレーニングに取り入れたりしても面白いだろう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう