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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「Star Wars:スコードロン」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年12月01日 11時00分更新

「Star Wars:スコードロン」ではゲームロード時間が半減

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、10月2日に発売された、エレクトロニック・アーツの「Star Wars:スコードロン」だ。新共和国軍・帝国軍に所属する戦闘機「スター・ファイター」のパイロットに扮し、映画さながらのドッグファイトを体験できるFPS・スペース・フライトシミュレーター。コックピット視点での夢のスペースファイトを体感できる上、PlayStation VRにも対応。没入感は半端ない。

 スター・ファイターを操り、レーザー砲やミサイルを駆使して敵艦隊を撃破していくのだが、宇宙空間だと上下という概念がないので、目標物がないと自分がどこに向かっているのか見失うことも。レーダーや画面の指示に従って目標物を補足するまでは、ちょっと慣れが必要かもしれない。フライトシミュレーターものをやっている人は、すぐに感覚を身につけられるだろう。とにかく、スター・ウォーズのファンなら、あの世界観でドッグファイトができるだけでも幸せだと感じるはずだ。

 ゲームはオンライン対戦やストーリーモードなどいくつか用意されているので、しばらく飽きることなく遊べるはず。容量は22.65GBと標準的なサイズで、ステージごとにロードが発生するので、いかにロード時間を短縮できるかがポイントだ。

「Star Wars:スコードロン」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.07。検証したのは起動してからメインメニューが表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、ストーリーモードでゲームの続きを選択しスタートするまでの「ゲームロード時間」の2つだ。PS4のシステムは8.01で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約25秒、ゲームロード時間は約12秒と大幅な短縮となった。特にゲームロード時間は半減していて、ストーリーが展開するたびにロードが発生するため、この時間短縮はかなり大きいはず。やはりSSDにしないとキツイゲームだ。

 今回も大幅に時間が短縮され、プレイを快適にしてくれた。まだまだ現役で行きそうなPS4のためにも、まず大容量SSDへの換装はすべき。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが7000円前後で手に入るが、1TBの容量が1万3000円前後で手に入るので、1TBモデルを強くオススメする。

 今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねていく予定だ。なお、SSDやHDDはファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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