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IndiegogoとJETRO、日本企業の海外市場進出をサポートする「ジャパン・ファーストラックプログラム」開始

2020年11月13日 13時00分更新

 Indiegogoは11月9日、JETRO(日本貿易振興機構)と共に日本企業の海外市場進出をサポートする「ジャパン・ファーストラックプログラム」を開始すると発表。

 Indiegogo(インディゴーゴー)は米国カリフォルニア州に本社を置く世界最大級の購入型クラウドファンディングプラットフォーム。プロジェクトの実行者はプラットフォームを通じて世界中から資金を募ることができ、対価として支援者に完成した製品や作品などを任意で提供する。

 Indiegogoではこれまでにも世界初のスマートウィンドウを展開するAtmophや、環境にやさしいシャワーヘッドを展開する水生活製作所、北米市場にて新商品のコンセプトを検証する目的としてパナソニックが活用している。JETROと共同で進めるジャパン・ファーストトラックプログラムは、「日本発世界」を目指す企業をサポートする取り組み。

 プログラムでは、北米・欧州市場向けのマーケティング戦略立案から実行(市場調査、ブランド構築、デジタル広告配信代行)、マーケティング・クリエイティブエージェンシーの紹介、日英バイリンガルスタッフによる言語面でのサポートなどを提供。

 JETROならびにIndiegogoからマーケティング、 フルフィルメント(受注、在庫管理、発送から代金回収まで)、小売・配送、通訳・翻訳などのサポートが受けられるほか、日本円でのファンディングが可能となり、日本の法人・個人としてグローバル市場への展開が簡単になるとしている。

 クラウドファンディングを活用した米国市場の攻略についてのウェビナーをイベント「Breaking into US-market with Crowdfunding」を開催。11月17日には「クラウドファンディングを活用した米国市場の攻略について」を開催(10時30分~11時40分、日本語字幕付き、日本語通訳付き質疑応答が用意される)。

 また、11月18日には先輩企業3社によるインディゴーゴーの活用法(10時30分~11時40分、座談会形式)、11月19日と20日はインディゴーゴー社員2名による個別相談会 (各回30分、事前予約制、日本語通訳付き)を開催する。

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