ASUSは、11月25日にTiger Lakeを搭載したモバイルノート5機種を発表した。プレミアムモデルのZenBookシリーズは同日発売で、スタンダードのVivoBookは12月2日発売予定である。
プレミアムなフラッグシップ
ZenBookは3モデル登場
ZenBook Flip S (UX371EA)
その名のとおり、ディスプレイが360度回転するモデルで、13.3インチの4K有機EL(OLED)を搭載したモデルでは、DCI-P3を100%クリアする色域で10万対1の高コントラスト、HDR500をクリアしている。フルHD搭載モデルもあり、4096段階の筆圧検知に対応するスタイラスペン「ASUS Pen」を利用したペン入力が可能。タッチパッドはおなじみのNumberPadである。
CPUはi7-1165G7またはi5-1135G7で、メインメモリは最大16GB、ストレージは最大1TBを搭載可能。インターフェイスはThunderbolt4のタイプC×2にUSB3.2Gen1のタイプA、HDMIを搭載。AIノイズキャンセリング機能も搭載し、オーディオジャックを搭載しないので、タイプCに接続するアダプターを同梱、またオーディオはハーマンカードンがチューニングしている。
バッテリーは67Wh内蔵し、フルHDでは16.3時間の稼働が可能。サイズは305×211×13.9ミリと薄型で、重量は約1.2キロである。
価格は税込で約17万5000円~24万円で、11月25日より発売となる。
ZenBook S (UX393EA)
クラムシェル型で、13.9インチ、3300×2200ドット表示の3対2比率のTFT液晶を搭載。輝度は500nitでDCI-P3の100%、sRGBの133%という色域でタッチスクリーンである。
CPUはi7-1165G7で、メインメモリは16GB、ストレージは1TBを搭載。インターフェイスはThunderbolt4のタイプC×2にUSB3.2Gen1のタイプA、HDMIに加えて、マイクロSDカードスロットも搭載する。Flipと同様にAIノイズキャンセリング機能も搭載し、タッチパッドはNumberPadである。
サイズは306×224×15.7ミリと、ディスプレイの縦横比から、奥行きが長くなっている。重量は約1.35キロである。バッテリーは67Wh内蔵し、13.7時間の稼働が可能。
価格は税込で約24万円で、11月25日より発売となる。
ZenBook 13 (UX325EA)
13.3型フルHDの液晶にCPUはi7-1165G7またはi5-1135G7で、メインメモリは最大16GB、ストレージは最大512GBを搭載。
インターフェイスはThunderbolt4のタイプC×2にUSB3.2Gen1のタイプA、HDMI、マイクロSDを搭載。
サイズは304×203×13.9ミリと薄型で、重量は約1.15キロと今回のZenBookでは最軽量である。バッテリーは67Wh内蔵し、14.4時間の稼働が可能。
価格は税込で約12万5000円~約20万円で、11月25日より発売となる。
メインセグメントにもTiger Lake搭載
15型のVivoBookを2モデル
VivoBook S15 (S533)
15.6型フルHD液晶を搭載したスタンダードノートで、4色のボディーカラーを用意している。
CPUはi7-1165G7またはi5-1135G7で、メインメモリは最大16GB、ストレージは最大1TBを搭載可能。
インターフェイスはThunderbolt4のタイプCにUSB3.2Gen1のタイプA、USB2.0のタイプA×2にHDMI、マイクロSD、オーディオコンボジャックを搭載。ACアダプターとの接続はタイプCではなく、専用端子でおこなう。
サイズは359.8×233.8×16.1ミリ、重量は約1.8キロで、バッテリー稼働時間10時間である。
価格は税込で約14万円~18万円で、12月2日発売の予定だ。
VivoBook 15 (K513EA)
こちらも15.6型フルHD液晶を搭載したスタンダードノートで、ボディーカラーはブラックとシルバー。
CPUはi7-1165G7またはi5-1135G7で、メインメモリは最大8GB、ストレージは256GBのSSDに加え、1TBのHDDを内蔵する。
インターフェイスはThunderbolt4のタイプCにUSB3.2Gen1のタイプA、USB2.0のタイプA×2にHDMI、マイクロSD、オーディオコンボジャックを搭載。ACアダプターとの接続はタイプCではなく、専用端子でおこなう。
サイズは359.8×233.8×16.1ミリ、重量は約1.8キロで、バッテリー稼働時間10時間である。
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