週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

新Mac用CPUの名称は「Apple M1」 ワットパフォーマンスで現行CPUの3倍とアピール

2020年11月11日 03時25分更新

 アップルは10日(現地時間)、年内リリースを予告していたArmアーキテクチャを用いたアップル独自のCPU(Apple Silicon)搭載のMacを発表した。

 注目のCPUは「Apple M1」という名称。最新の5nmプロセスで製造し、160億のトランジスタを搭載するという。内部では4つずつの高性能コアと省電力コアを搭載。高性能コアには12MBのL2共有キャッシュ、省電力コアには4MBのL2共有キャッシュを内蔵。現行MacBook Airに搭載するインテル製CPUに比べて、ワット当たりのパフォーマンスは3倍と最も電力効率に優れたCPUであるとアピールする。

 GPUについても同様。世界最速の統合型グラフィックであるとして、MacBook Airでの10Wの消費電力での性能は既存のCPUの2倍。また、16コアのニューラルエンジンも搭載する。M1はさらにThunderbolt/USB 4のコントローラーも内蔵しているという。

 

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事