カメラは4眼だが2つの用途はかなり限定的
カメラは4眼構成で、1600万画素/F値2.2のメインカメラと、800万画素/F値2.2の超広角カメラ、200万画素のポートレートカメラとモノクロカメラを搭載。OPPO A5 2020と比べメインカメラの画素数は1200万から1600万へと向上しているが、構成は大きく変わっていない。
メインカメラで撮影した写真それゆえ基本的にはメインカメラと超広角カメラを切り替えての撮影が主になるだろう。「ポートレート」や「夜景」など、定番となった機能もしっかり押さえられている。
それ以外の2つのカメラは「ポートレート」モードのフィルター専用カメラとなる。ポートレートカメラはセピア調、モノクロカメラはモノクロ調のフィルターを使う時だけに用いられるため、利用シーンは相当限定されてしまう。
別途カメラを用意することで特徴的な色合いを出せるのは確かだが、実用性を考えるとこの構成には改善が必要と感じてしまうのが正直な所。4眼カメラの搭載でオトク感を打ち出したいのだろうが、カメラの数を減らしてもいいのでマクロ撮影など、もう少し汎用性のあるカメラを搭載して欲しかった。
一方で、オッポ独自のカラー調節機能「ダズルカラー」は、AI技術を活用した「AIダズルカラー」へと進化。AIによる被写体の識別機能が加わったことで、より被写体に合った色の調整がなされるようになっている。
一方のフロントカメラは1600万画素/F値2.0と、こちらはOPPO A5 2020と同等のスペック。オッポが得意とするAIビューティー機能はもちろんのこと、夜景モードがフロントカメラでも利用できるのは嬉しい。
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