ボールドライトは10月30日、同社のデジタルマップ・プラットフォーム「プラチナマップ」に、cynaps(シナプス)が提供するCO2等計測IoTシステム「hazaview」を連携し、デジタルマップ上でリアルタイムに室内の換気状態(CO2濃度)を見える化するソリューション「プラチナマップ Air」を自治体・観光関連施設・イベント会場等向けに提供開始した。
プラチナマップ Airは、自治体・観光事業者等がオリジナルマップを作成できるプラチナマップ上で提供する。今回のhazaviewとの連携により、従来の観光情報に加えて計測デバイスを設定した施設の換気状況も見える化。利用者はマップ上で俯瞰して、行きたいエリアにある施設情報プラス換気状況までを効率的に把握できるため、密を回避した外出が可能になるとする。
プラチナマップはこれまで密集・密接回避のリアルタイム配信ソリューション「プラチナマップ コネクト」を提供しており、プラチナマップ Airの提供開始により、3密すべてを回避できるようになったという。
プラチナマップは、施設案内マップをデジタル化する「グラフィックマップ(フロアマップ)」機能も持っており、この機能とプラチナマップ Airを活用することで、従来デジタル化できなかった大規模屋内施設内のゾーンごとの換気状況をデジタルフロアマップ上で可視化する。これにより、特にクラスター感染に危機感を持っている収容人数の多い大規模屋内施設で、イベント参加者が自然と安全なゾーンへ移動するよう誘導できる。また、CO2濃度の閾値を設定変更できるため、大小様々な施設規模に対応するという。
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