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ランボルギーニ「ウラカン EVO RWD」は誰でも楽しめる懐の深さが魅力

2020年11月01日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●星野 奏(@hoshino_kanade_

今回はランボルギーニ・ウラカンEVO RWD!
そのエンジン音は胎教に最適!?

 美人過ぎる歯科衛生士の星野奏先生によるクルマ診察も6回目。次回の車種選定を編集部内で思案していた時のこと、突如先生から「新しい命を宿しました」との連絡が! そこで今回が産休前最後の診察となってしまいました(最終回ではなく、しばらく休止という点を強調しておきます)。となると、選ぶクルマは決まっています。ランボルギーニ・ウラカンの最新作、ウラカン EVO RWD! 編集部、頑張りました。なお、撮影は安定期に行なっていますのでご安心を(撮影は7月頃)。

ウラカンを前にする星野 奏さん

 なぜ産休前最後の診察がランボルギーニなのか。それは先生が昨年、SUPER GTのGT300クラスに参戦するTEAM JLOC 87号車 T-DASH LAMBORGHINI GT3を応援する「T-DASH JLOC エンジェル」だったからに他なりません! 

昨シーズンのSUPER GTでグリッドガールを勤める星野先生

87号車 T-DASH LAMBORGHINI GT3

 ちなみに、先生はこの年のレースクイーンの総選挙「日本レースクイーン大賞」の特別賞を受賞されました。さすが星野先生です。

 現在、ランボルギーニはV型12気筒エンジンを搭載するフラグシップ・スポーツのアヴェンタドール、V型10気筒エンジンを搭載するスーパースポーツのウラカン、そしてSUVタイプのウルスと、おおきく3車種をラインアップしています。その中でウルスが、生産台数の半数を超えているというから驚き。ならウラカンは人気がないのかというとそのようなことはなく、年間約2500台を生産しているとのこと。実はランボルギーニ史上、最も売れたスポーツカーとなっています。

ウラカンEVO RWD(2653万9635円税込)

 そんなウラカンシリーズの最終進化系が、今回ご紹介する2019年発表のEVOです。EVOは640馬力を発するペルフォルマンテのエンジンに、四輪駆動&四輪操舵のドライブトレイン、そして従来よりも効率化しダウンフォースを得たエアロを搭載したモデル。そのEVOから四輪駆動を取り外してミッドシップ化したのが、ウラカンEVO RWDとなります。

ウラカンEVO RWDのエンジンルーム

ウラカンEVO RWDの心臓部、5.2リットル自然吸気V型10気筒エンジン

 まずはエンジンルームをチェックする星野先生。ウラカンEVO RWDが搭載するのは5.2リットル自然吸気V型10気筒で、最高出力は610馬力、最大トルクは560N・m。あれ? とお思いの方は大正解。EVOと比べて若干最高出力が抑えられているのです。V型10気筒エンジンは、ガソリンをバンバン燃やして、力と音、そして熱に変換していきます。それゆえとんでもなく発熱し、とんでもない爆音と最高の音色を奏でます。これには星野先生も大満足! 五感に響いて胎教にもよいとのこと。さっそく英才教育が始まってしまいました。

ウラカンのラゲッジスペース。奥行きはあるものの、アクセサリーパーツ類が入っているため殆ど荷物を入れることができません……

 リアにこれだけのエンジンを搭載するのですから、ラゲッジスペースは必然的に前へ。その容積は公称100リットルとのことですが、パンク修理キットなどが入る都合、事実上皆無に近いというのが正直なところ。2シーターのミッドシップスポーツカー、S660と大差ないと言ったら言い過ぎですが、収納は期待しない方がよいでしょう。

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