週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アプリに搭載するデータベースから最適な方法でお茶を抽出

ユーザーの体調や気分に合わせて最適な1杯を抽出するスマートティーポット

2020年08月27日 19時00分更新

 LOAD&ROADは8月26日、スマートティーポット「teploティーポット」を発売すると発表した。8月29日からteplo公式サイトで販売を開始し、国内セレクトショップおよび百貨店、アメリカでの販売を順次開始する。価格は2万7500円。

 teploティーポットは、スマホアプリと連携してお茶を自動抽出するティーポット。お茶の種類ごとに異なるすべての抽出方法に対応する独自の抽出テクノロジーを備えるほか、アプリにはお茶の種類ごとの一番美味しい抽出条件をインプットしたティーデータベースを搭載する。これらにより、ユーザーはティーデータベースから飲みたいお茶を選択するだけで、種類に応じて最適な抽出温度・抽出時間・抽出方法を自動で制御するため、手軽に本格的な香りと味を楽しめるという。

 現在、アプリ内のティーデータベースには、日本茶、紅茶、中国茶、台湾茶など20種類のteplo公式茶葉が登録されており、今後も随時追加予定とのこと。なお、teplo公式茶葉以外はアプリに抽出条件を登録することで使用できる。

 また、内蔵する6つのセンサーが計測した脈拍、指の温度、室温、湿度、照度、騒音レベルから、飲み手の体調や気分を解析して最適なお茶を抽出する「パーソナライズ抽出機能」も実装した。たとえば、朝に眠気が残る人には基準より高温で長めに抽出することで苦みとカフェイン量が多めのお茶を淹れたり、疲れている人には基準より低い温度で甘さと旨味が強いお茶を淹れたりする。

 本製品のデザインには、デザイナーの西村ひろあき氏を起用した。最高の抽出状況と操作の簡単さを実現するプロダクトとしての完成度を高めつつ、使っていないときでもそばに置いておきたくなるような、現代のライフスタイルにフィットしたスタイリッシュなデザインを目指したという。

 容量は約350ml。本体サイズ(パワーベース含む)/重さは、およそ幅200×奥行き200×高さ200mm/およそ850g。公式茶葉2パックセットが付属する。

 そのほか、「teploグラス」もオプションとして販売する。価格は1650円。

 薄い飲み口と厚い飲み口を備えるグラスで、お茶の温度や気分に合わせて好きな飲み口を使えるとのこと。teploティーポットで抽出したお茶を一番美味しく飲めるグラスを作りたいという思いから製作されたという。容量は約150ml。サイズ/重さは、およそ幅75×直径80mm/およそ380g。

■関連サイト

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう