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経済産業省中小企業庁より「令和2年度起業家教育事業」を受託

KADOKAWAが高校生への起業家教育を支援、講演実施校を募集中

2020年08月27日 14時00分更新

KADOKAWA、全国の高等学校等の起業家教育をサポート

 KADOKAWAは8月26日、経済産業省中小企業庁より「令和2年度起業家教育事業」を受託し、グループ会社である角川アスキー総合研究所と共に、全国の高等学校等を対象とした起業家教育の自走化に向けたサポートを実施すると発表した。

 本事業は、平成30年度より起業家教育事業として引き続き実施しているもので、これからの時代に必要な起業家マインドや起業家的資質・能力の育成を目的に、教育現場での起業家教育を推進する取り組み。前年度の起業家教育プログラムのほか、今年度は新たに、起業家による講演や高校生等を対象としたビジネスプランコンテストといった企画も実施する予定だ。さらに、これまで実施してきたノウハウを活かし、すべての内容においてオンライン対応が可能となっている。

 現在、全国の高等学校等を対象に講演実施校を募集しており、講演の実施校に対しては、実施までのプロセスを事務局としてKADOKAWAグループがサポートする。

 また、ビジネスプランを発表するコンテスト形式のイベント開催についても、起業家教育プログラム実施校に加えて、全国的な起業家教育の醸成に向けて、全国の高等学校等を対象に幅広く参加を募る予定。

 本事業では、これまでに様々なセミナー・展示交流イベントを実施してきたKADOKAWAの企画力と、教育事業をはじめとする数多くのスタートアップ支援を手掛けてきた角川アスキー総合研究所の知見を活かし、教師、生徒、そのほか参加者への起業家マインドや起業家的資質・能力の育成を図る内容を提供していく。

2018年に実施されたイベントの様子

「令和2年度起業家教育事業」概要

・全国11校の高等学校等で起業家教育プログラムを実施
「起業家教育 標準的カリキュラム実践のためのマニュアル」を用いたカリキュラムの実施をオンラインでサポート。ビジネスアイデアの立案・検証・改善―事業計画書の作成―プレゼン発表等、より実践的な起業家教育を実施する学校を支援する。

・全国的な起業家教育の拡がりを創出するため、
全国100校の高等学校や大学等で起業家や起業経験者を招聘した講演を開催

起業家・経営者としての経験や体験を語る出前授業を実施。

・Japan Challenge Gate 2021 ~全国ビジネスプランコンテスト~の開催
〇募集対象
<高校生部門>全国の高等学校等に在籍する1~3年生の生徒からなる個人またはチーム
〇応募方法
郵送またはメールにて書面提出(任意で動画も受付予定)
〇スケジュール(予定)
2020年10月 募集開始
2020年11月 締め切り
2020年12月 審査(ファイナリスト8組決定)
2021年2月19日 最終プレゼンテーション
〇審査項目
表現力、アイデア、収益性、具体性 等

※募集開始の際には改めて特設サイトにて情報公開する。
※<一般部門>のビジネスプランも募集予定。詳細については、後日公開予定。

【本事業の目的】
教育現場での起業家教育を推進し、全国の教育機関での自走化を進めること

【事務局】
本事業および講演実施校・ビジネスプランコンテスト応募に関する事務局は以下。

KADOKAWA/角川アスキー総合研究所「令和2年度起業家教育事業」事務局
メールアドレス:entre@lab-kadokawa.com
※講演実施については先着順で希望を受付け、予定校数を満たした時点で募集を終了する。

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