オンライン会議はアナログの取り扱いに課題が……!
コロナ禍の影響は未だ大きく、今しばらくはビジネスでもプライベートでも、オンライン活動が主流となりそうだ。かく言う筆者も、もっぱらオンライン会議三昧だし、世間の様子を伺えば大学生はオンライン講義、小中学生も学校や塾がオンライン授業に、という話が聞こえてくる。
こういったオンライン会議やオンライン講義・授業の普及に伴って、ハードもソフトも急速に洗練されてきた。画像や音声はハイクオリティーでやりとりできるようになったし、デジタル化済みの素材なら、会議中に共有するのも簡単だ。
ところが、リアルに存在するモノやコトをオンライン越しに見せようとすると、途端につまずく場合が少なくない。パソコンに接続された(もしくは内蔵された)カメラは基本的にユーザー自身を映すためのものであって、通常は固定されているからだ。
そのため、たとえば新製品のオンラインプレゼンのような場合、相手がノートパソコンでプレゼンを展開しているとき、いよいよ画面の向こうに新製品登場! となっても、ただ画角に収まっているだけで「もうちょっと近くに寄って……」「左右の端子の並びも映して……」と、もどかしい気分に。
またオンライン授業においても、理科の実験などは黒板の映像だけ映してもあまり意味はないだろう。実験の全容はもちろん、注目すべき箇所をアップで映す必要があるはずだ。
そういったある種の「課題」の解決策として考えられるのが、今回紹介するUSBドキュメントカメラ「PDP-U8MA」。自身を映すためのWebカメラではなく、手元にある「モノ」を映すためのカメラだ。さっそく詳しく見ていこう。
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