PDP-U8MAで我が息子にダンゴムシの何たるかを伝授!
そんな感じで「PDP-U8MA」を試用しているとき、通りがかった我が息子に何か見てみたいか? と尋ねてみたところ、お気に入りのダンゴムシフィギュアを持ってきた。縮尺1000%でかなり精巧に作られたフィギュアなのだが、その腹部をより詳細に観察すると言う。
「PDP-U8MA」のカメラ下にフィギュアを置いてみると、当然と言えば当然だなのだが実物に目を近づけてみるよりもより細かな部分が見えてくる。節の具合や脚の形状などなど、より詳細に観察できるのだった。そんな風に子どものダンゴムシフィギュアの腹部を見せながら、筆者がかつて小学生だったころ教室にあった「OHP」をなんだか思い出させるような機器だなと感じた。
また、さまざまなガジェットについて動画で解説する系のYouTuberにとっても「ブツ撮り専用」カメラとして活用できるのではないかと思った。デジタルズーム機能を利用すれば、それこそリアルダンゴムシぐらいのサイズの小型静物を観察、レポートするのにも活用できそうだ。それより小さいサイズは顕微鏡アダプターが活躍するだろう。
まとめ:アナログとデジタルをつなぐ新機軸カメラだ!
オンライン会議や遠隔プレゼンが続いてくると、デジタル化できず共有しにくいモノと出会うことも多くなる。それらをなんとか共有したい場合に威力を発揮するのがこの「PDP-U8MA」である。ビジネス用途だけではなく、オンライン講義・授業ならなおさら「PDP-U8MA」が役立つシーンは多いことだろう。また、小さめのドキュメントスキャナーとしても、会議室や教室で活躍してくれるはず。
デジタル化しにくいモノをなんとかしてデジタル化して誰かに伝えたいという需要は、ニッチながらゼロではない。「PDP-U8MA」は、そういう現場のニーズにガッチリ噛み合い、リアルとデジタルをつなぐ絶好のガジェットして役に立つことだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう