HighPoint製RAIDソリューションとSamsung製NVMe SSDのコンビで挑戦
200万円近い構成のMac Proでリード14GB/sの超速SSD RAIDを構築してみた
2020年09月02日 18時00分更新
「AJA System Test Lite」ではリード11GB/sを確認
次は「AJA System Test Lite」で試してみよう。テストサイズに関係する設定は「Resolution」が「5120x2700 5K RED」、「Test File Size」は「16GB」、「Codec Type」は「16bit RGB」とした。
AJA System Test Liteではついにリード・ライトともに10GB/s超の世界を確認できた。しかし、これをざっくりと4で割るとSSD1基あたり2.5GB/sなので、まだまだPCI Express Gen3接続のNVMe SSDの上限には届いていない。
リード14GB/s超えを確認した「ATTO Disk Benchmark」
「ATTO Disk Benchmark」での検証結果も見てみよう。検証時のパラメーターは以下の通りである。
Mac Pro(2019)内蔵SSDはライトが1.8GB/sまで落ちたが、SSD7101A-1とSSD7103のソリューションでは、なんとリードが14GB/s超え、ライトが12GB/s超えとこれまで試したベンチマークソフトの中では最高速度を叩き出した。目標速度はリード・ライトで14GB/s・13.2GB/sなので、納得の結果と言える。
SSD6540のソリューションでもリードが13.3GB/s超え、ライトが5.2GB/s超えと目標速度のリード13.2GB/s、ライト5.2GB/sを達成。RAIDソリューションの最高速度を測るならATTO Disk Benchmarkが非常に有効であることがわかった。以下、毎秒あたりのIOPSと各RAIDソリューションの詳細を載せておく。
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