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ホンダ・S660のタイヤを「ワングレードダウン」してみた

2020年08月30日 12時00分更新

筆者の愛車、Honda S660

 クルマを維持しようとすると、エンジンオイル交換、ブレーキフルード交換など様々な油脂類や消耗品の交換が発生します。その中でも金額的に大きいのがタイヤでしょう。Honda S660に乗ること4万キロを過ぎたあたりでタイヤ交換を余儀なくされました。

 事の次第は昨年のこと。大雨の中、走行していた時のことです。本田技研工業の本社がある青山通りを原宿方向から渋谷を過ぎて、そのまま恵比寿駅へ抜けようとした時のこと。渋谷警察署へ向かう下り勾配の右コーナーを抜けようとした際、フロントタイヤからズルっとした感触がありました。その後、アクセルを踏んでもいつもより加速が悪い。もしや……と思い、セルフではないガソリンスタンドに駆け込むと……。

お分かりいただけるだろうか。前輪がペッタンコなのだ

 タイヤがペッタンコではありませんか! そうです。パンクです。ガソリンスタンドの中には応急修理をしてくれるところもありますので、そのままお願いすることに。ジャッキアップをすると、見事タイヤにグッサリとタッピングネジが埋まっています。

タイヤにグッサリとビスが!

諸悪の元凶であるタッピングビス

 ビスを抜き、穴を少しだけ広げ、外側から補修ゴムを挿入して作業は完了。金額は3000円税別といった位だったと思います。思わぬ出費でした。

補修直後の状態

 さて問題は「補修したとはいえ、パンクしたタイヤでそのまま走行してよいものなのか」ということ。翌日、ディーラーに電話すると「タイヤ交換をされた方が望ましいですね」というテンプレートのような答え。問題は修繕費用で、フロントタイヤ1本で2万5000円程度。どうせなら4本という話に当然なるのですが、そうすると20万円をこえるというではありませんか。街のガソリンスタンドで4本2万円とかみかけるのに10倍とはこれいかに? S660の場合、横浜ゴムのADVAN NEOVAというスポーツラジアルタイヤを履いているのがその主な理由。走り屋さん御用達のタイヤで高価なのです。さらに困ったことに前後でサイズが大きく異なり、リアタイヤは結構お高いというではありませんか。

タイヤセールのノボリを発見!

 お金がないなぁ、と困りながらオートバックスの前を通過したところ、タイヤセールのノボリを発見。これは買うしかないということで、お店に突撃しました。でもやっぱり20万円に限りなく近いお値段。そこまで手持ちのお金はないと相談したところ、「ADVAN FLEVAという一つ下のグレードなら、半値になりますよ」とのこと。ならばということで、「FLAVA」を注文することにしました。価格は交換工賃コミコミで10万円程度。

ADVAN FLEVA

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