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山根博士のグロスマレビュー

Sペンの書き心地が大幅アップしてビジネス用途にも向くGalaxy Note20 Ultraレビュー

2020年08月26日 12時00分更新

 サムスン電子の秋冬フラッグシップモデルとなる「Galaxy Note20 Ultra」が海外で発売になった。8月5日に発表された新製品で、姉妹機としてフラットディスプレーの「Galaxy Note20」も存在する。Galaxy Note20 Ultraは1億800万画素カメラを搭載し、ディスプレーは6.9型とより大きくなり、付属のスタイラスペン「Sペン」は書き味が高まった。そんなGalaxy Note20 Ultraのヨーロッパモデルを入手したのでさっそくレビューをお届けしよう。

Galaxy Note20 Ultra。本体収納のSペンが付属する

6.9型の大型ディスプレーを搭載
シックで落ち着いた高級感あるボディー

 Galaxy Note20 UltraはSoCにSnapdragon 865 PlusまたはExynos 990を採用。今回テストしたモデルはExynos版だ。メモリーは12GB、内蔵ストレージは128/256/512GBの3モデルが用意される。ディスプレーは6.9型(3088×1440ドット)、リフレッシュレートは最大120Hzと高速だ。バッテリー容量は4500mAhで、25Wの急速充電に対応する。本体カラーはMystic Bronze、Mystic Black、Mystic Whiteの3色となる。

Galaxy Note20 Ultra。フロントカメラはパンチホール式

Mystic Bronzeモデルの背面。艶を押さえた上品な仕上げ。指紋もつきにくい

 本体サイズは77.2×164.8×8.1mm、重さは208g。本体右側面にはボリュームキーとサイドキーを備える。サイドキーは標準ではサムスンの音声AIアシスタント「Bixby」の起動ボタンとなるが、1回押し、長押しそれぞれに他の機能を割り当てることもできる。電源オフは通知バーからスワイプして現れるソフト電源キーで行なうが、サイドキーの長押しに割り当てることもできる。

本体右にはボリュームキーとサイドキーを備える

本体左は何もなくすっきりしたデザイン

 本体上部にはSIMスロットを備える。ヨーロッパモデルはデュアルSIM対応でeSIMの利用も可能。本体下部にはUSB Type-C端子とSペンを左側に収納する。

本体上部にはSIMスロットを備える

本体下部は真ん中にUSB端子、左にSペンを収納

 ディスプレーはサムスンのスマートフォンではおなじみの、左右の角を落としたエッジデザイン。フレームを極限まで狭め、フロントカメラの丸いパンチホール以外がディスプレー面として使える「Infinity-O Display」とサムスンは呼ぶ。Sペンは本体左下に収納され、軽く押して取り出す方式だ。ペンの出し入れはスムーズで使わないときに本体を振って落ちるようなことはない。メモを書きたいときなど、必要な時だけ取り出して使うことができる。

フレーム幅を狭めたエッジデザイン

ペンは本体内に収納される

 さっそくベンチマークを走らせてみた。AnTuTuはGoogle Playにないが、サムスンのアプリストア「Galaxy Store」からダウンロードできる。本製品のスペックはExynos 990、メモリー12GB、ストレージ256GBだ。

 AnTuTuスコアは519851、Geekbench 5はシングルコアが932、マルチコアが2844だった。Snapdragon 865 Plus版との比較も今後は行なってみたいところだ。

テストしたモデルのスペック(CPU-Z)

AnTuTuスコア

Geekbench 5スコア

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