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『Horizon Zero Dawn Complete Edition』が誇る圧巻のゲーム風景、Radeon RX 5500 XTで快適に描画できるか検証

2020年09月02日 11時00分更新

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

育成要素、クラフト要素にも注目

商人から遠距離武器を購入することで、戦闘スタイルに幅が生まれる。素材は売却できるほか、アイテム作成に使う場合もある

 狩りに使用する武器や矢のような消耗品は、各地の商人から入手したり、自ら「アイテム作成」メニューで素材を組み合わせて手に入れることになる。特に回復アイテムや矢は冒険中に絶えず必要になるが、材料はマップ上で簡単に手に入るため、それほど負担にはならない。

 一方、機械の獣たちから入手できる素材は、商人とのアイテム交換に使用したり、属性矢といった一部のアイテム作成に利用することになる。商人に売却すればシャード(資金)の大きな収入源にもなるため、どのように利用するかはしっかり吟味しよう。なお、一度商人に売却してしまった素材も、シャードはかかるが買い戻すことは可能だ。また、ポーチをアップグレードすることで消費アイテムなどの最大取得数を増やせるため、覚えておくといいだろう。

防具を変えることでアーロイの服装も変化する。ダメージの軽減などに役立つので、いくつか揃えておくと便利

武器や防具は改造用アイテムを追加することで性能が変化する。付加できるのは、主にダメージアップや操作性の変化など

 商人から購入できる装備には、「トラップキャスター」など初期装備の弓にかわる遠距離武器(4種類まで装備可能)や、防具となる衣服などが用意されている。遠距離武器は敵を捕まえるもの、より長距離での戦闘に適した弓など様々で、威力も大きく変わるため、できれば序盤から複数種類を用意しておきたい。

 また、防具は属性攻撃や物理ダメージを軽減するものなど、それぞれ特色がある。これらの装備は改造アイテム消費して性能変更も可能で、威力や操作性が変わってくる。改造に使えるスロットは武器や防具によって数が異なるものの、元の性能を高めたり、苦手な部分を補ってやるとより使いやすくなるだろう。改造用のアイテムは、基本的には機械の獣たちがランダムでドロップする。

スキルツリー。飛び降り時のステルスキルの種類が増えたりするので、序盤は「狩人」のツリーを優先的に取得するのがおすすめ

 また、すでに述べている通り、クエストや獣狩りをこなすことでアーロイは経験値を獲得し、レベルアップしていく。レベルアップによりスキルポイントが付与されるため、ポイントを使用してスキルツリーを伸ばしていくことで、戦闘能力の向上や、ステルス行動がしやすくなる能力の獲得、消費アイテムを手に入れやすくなるといった恩恵が受けられる。

 スキルツリーは主に戦闘用の「狩人」や「義勇」、サポート的な効果のある「知識」「流浪」の4つがあり、ツリーの下に行くほどコストが重く、取得にしくいスキルが並んでいる。まず戦闘に特化するのか、バランスよく伸ばしていくのか、プレイスタイルに合わせて決めていくのがベターだろう。

美麗な景色を切り取る充実の「フォトモード」

メインメニューからシームレスにフォトモードへ移行できる。設定項目はかなり本格的だが、現実のカメラを使った写真撮影に慣れた人なら機能を把握しやすいだろう

 PlayStation 4時代も話題になった「フォトモード」は本作でも健在。さまざまな地点に美しい景色が広がっている本作だが、メインメニューから好きなタイミングで時間を止め、シームレスにフォトモードへと移行できる。カメラを移動できる位置には制限があるものの、被写界深度のオン/オフやピント位置、絞り値など、かなり本格的なメニューが揃っている。気に入った撮影スポットを見かけたら、まずはフォトモードを開いてみるのも悪くない。

一度フォトモードに入れば、雄大な景色を収めるのも簡単

戦闘シーンは攻撃時のパーティクル(エフェクト)などもそのまま撮影できるため、タイミングよくフォトモードに入ることで映える画をつくりやすい

 フォトモードの起動中に限って、天候や時刻を変更することも可能だ。同じロケーションでも光源になる太陽の位置、雨などの要素によって雰囲気がずいぶんと変わってくるため、いろいろと試してみるといいだろう。さらに、カメラ内に主人公であるアーロイを表示しない、というメニューもある。単に美麗な風景、強大な機械の獣だけを映したいような場合、アーロイを画面から外してみるのもアリだ。

時間や天候を操作すれば、思い通りのシーンを演出できるだろう

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