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『Horizon Zero Dawn Complete Edition』が誇る圧巻のゲーム風景、Radeon RX 5500 XTで快適に描画できるか検証

2020年09月02日 11時00分更新

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

Radeon RX 5500 XT環境での快適度は?

 では、PC用ソフトウェア『Horizon Zero Dawn Complete Edition』がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、人気の8コア/16スレッドCPU「Ryzen 7 3700X」、およびミドルクラスGPU「Radeon RX 5500 XT」を搭載したASUSのグラフィックスカード「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」だ。

PC版用に解像度や画質設定が用意されている

 計測はフルスクリーン環境で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンを選択。画面品質は「デフォルト」を選択し、ゲーム内のベンチマークモードでフレームレートを計測している。

PC用ソフトウェア『Horizon Zero Dawn Complete Edition』のフレームレート

 ミドルクラスのRadeon RX 5500 XTでもフルHD解像度では平均フレームレートが80fpsを超えており、十分に快適なプレイが可能な値だ。より高い解像度のWQHDおよび4Kでは、平均フレームレートが60fpsを割り込んでしまうものの、GPUの性能を考えれば致し方ない点と言えるだろう。

 また、フルHD解像度でも平均60fpsをターゲットにするのであれば、もう少し画質を上げる余地はある。RX 5500 XTを使用する場合、フルHD解像度で画質設定を吟味してみるのがベストと言えそうだ。

機械の獣を攻略する爽快感と、
雄大な景色に圧倒される1本

 自然豊かなオープンワールドの魅力的なマップに、それと相反する機械の獣が跋扈する特異な世界設定が印象深い『Horizon Zero Dawn』。大型の獣をひたすらスマートに狩猟できるよう腕を磨いても良し、まだ見ぬ美しい景色を探してマップを冒険するも良しと、プレイヤー次第で様々な遊び方が見つかりそうな作品だ。ゲームに没入し、“冒険している”雰囲気を強く感じたいゲーマーにはとくにおすすめできる。

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