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行動記録や体温・病状を書き込めるテンプレートも配布

ヤフー、新型コロナの検査情報や症状発生時の適切な行動を掲載する特設サイトを開設

2020年08月18日 17時40分更新

 ヤフーは8月18日、新型コロナウイルスの検査情報を集約し、発熱などの症状があった場合の適切な行動をサポートする特設サイト「新型コロナウイルス 検査のギモンに答えます」を公開した。

 厚生労働省によれば、8月12日には国内の新型コロナウイルス感染症の累計感染者数は5万人を超えたという。また、「Yahoo!ニュース みんなの意見」の調査では、約9割が「自治体独自でのPCR検査体制の拡大について賛成する」と回答するなど、新型コロナウイルスの検査への関心が高い傾向にあるとのこと。

 新型コロナウイルスの検査に関する情報は日々更新されるため、感染の疑いがある場合や感染に備えて、自分の状況にあった検査方法や相談先を正しく理解することが求められる。

 ヤフーは、新型コロナウイルスの検査に関するより正確な情報をユーザーに提供するため、国際感染症センター感染症専門医である忽那賢志氏監修のもと本特設サイトを開設した。特設サイトへは、スマホのブラウザーまたは「Yahoo! JAPAN」アプリの「新型コロナ」タブなどからアクセスできる(8月18日時点)。

 本特設サイトは「どんな検査がある?」「どんな人が受けられる?」など、ユーザーの疑問に答える形式で構成され、図表を使った解説などでユーザーにわかりやすく情報を提供するとしている。また、「検査までの流れ」や「電話相談窓口」なども掲載し、「発熱症状がある場合、どこに問い合わせればいいか」、「感染者と接触があったなど感染の疑いがある場合、どのように対応すればいいか」などのユーザーの疑問や不安に対して、次にとるべき適切な行動をサポートする。

 あわせて、「過去2週間の行動記録」や「体温/病状を記載したタイムテーブル」のテンプレートも提供する。テンプレートに行動記録や体温・症状を書き込んでおくことで、自身の症状を医師や関係者に正確に伝える際に活用できるとのこと。

 ヤフーは、今後もインターネットを通じた新型コロナウイルス検査の情報収集に関する課題を解決し、ユーザーが正しい情報にアクセスして適切な対処や治療につなげていくことを目指すとしている。

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