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コロナ禍で実は売れてる? 人気の10万円で買える電動ソファ、ヤマダ電機オリジナルモデル

2020年08月10日 13時00分更新

 家電量販店市場が絶好調です。新型コロナウイルスの影響により全国的に外出自粛ムードとなったことで、ウチ食を充実させるための調理家電、室内での娯楽充実のための大型テレビやゲーム機、室内環境を整える空気清浄機やエアコン、テレワークやオンライン授業のためのパソコンなど、ほとんどの分野で売り上げが伸びているのです。

ヤマダ電機の家具があるって、知ってた?

 そのような中、ヤマダ電機が販売しているオリジナル家具の売り上げも好調に推移しています。同社は数年前から店舗内で家具の取り扱いを開始し、昨年からは家電的な要素を取り入れたオリジナルモデルも開発・販売しています。

 昨年発売したダイニングこたつテーブルは、布団レス仕様なのに暖かく、さらに電源コンセント・USBポートをテーブル横に搭載したことで、鍋料理やホットプレート料理に便利と人気になりました。そのほか、光触媒を利用した消臭機能付きこたつも、ありそうで無かった商品として注目されました。

今回、コロナ禍の影響で売り上げが伸びているのが、電動リクライニングソファです。長引く外出自粛で自宅にいる時間が長くなったことにより、快適にくつろげる空間づくりに目が向いたためです。コロナ騒動前に比べ、現在は2倍の売り上げで推移しているとのこと。

ヤマダ電機オリジナルの電動リクライニングソファは約10万円(税別)からと比較的求めやすい。

 ヤマダ電機オリジナルの電動リクライニングソファの特徴の1つは、バリエーションが多いこと。使用している牛革の厚みや面積、クッションの材質、染め素材などの違いによりエントリー/スタンダード/ハイグレード/プレミアムの4モデルを用意し、それぞれのモデルで座面の左右どちらかが電動/両方とも電動のバリエーション違があります。また、それぞれで3通りの革タイプ、5通りのカラーバリエーションが用意されており、合計36通りの組み合わせの中から自分好みのソファが選べるのです。価格は9万8000円から20万8000円(税別)。

 特にエントリーモデルは10万円前後と、1人分の特別定額給付金でまかなえる範囲なため、手軽に買える電動ソファとして人気になっています。真ん中がテーブルになるのも便利です。一方、フラグシップのプレミアムモデルは2モーター仕様で、ヘッドレストが個別に動いてより自分好みの体勢にできるのが特徴。フラットにしてもヘッドレストだけ立てれば寝転がりながらテレビを見ることができます。さらに、背もたれを倒すと座面が前方に大きくせり出すため、背面の隙間は5cm程度でよく、接地面積が比較的小さくすみます(外の3モデルは後方に20cmほどの隙間が必要)。価格も約20万円と比較的リーゾナブルなことから、こちらも人気商品となっています。

エントリーモデルの左右電動タイプ。3シート構造で、真ん中を倒せばカップホルダー付きのサイドテーブルに。本体横に電動スイッチがあり、エントリー/スタンダード/ハイグレードモデルはフットレストと背もたれが連動して動きます。

プレミアムモデルは2モーター仕様で、ヘッドレストが独立して動きます。光沢のある高級仕様の本皮を使っているのも特徴。

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