Android版しかなかったモバイルPASMOに
iOS版が年内登場予定
PASMO協議会は今日6日、モバイルアプリとして提供している「PASMO」について、年内にiPhoneやApple Watchでも使えるようにすると発表した。
モバイル向けのPASMOは、端末側に非接触型IC技術のFeliCaが搭載されていることが対応条件。Androidでは特に国内キャリアが販売する多くの製品にFeliCaが搭載されており、アップルの「iPhone 7」や「Apple Watch Series 2」以降の機種にも搭載されている。
PASMOがiPhoneやApple Watchに対応することで、ついにSuica以外のサービスが使えるようになる。また、交通系ICカードのPASMOと同様に、電車やバスに乗車できるだけでなく街中での買い物にも使える。
サービスの内容や開始日については、詳細が決まり次第告知するという。
実は「PASMOをiPhoneでも使えるようにしてほしい」という声はSNS上などでもあがっており、PASMO協議会は2020年春のAndroidアプリ提供開始時に「iOSに対応するかどうかは未定」としていた。
もし仮に、iOS版のPASMOアプリもAndroid版と同様の仕様になるのであれば、鉄道やバスの定期券を窓口に行かなくても購入できるようになる。
ただ、Android版の場合、利用するスマートフォンによっては「モバイルPASMO」と「モバイルSuica」のどちらか一方、もしくは両方を設定できる機種が存在する。このあたりの仕様についてもiOS版でどのようになるのかは、今日(8月6日)の時点で未定となっている。
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