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用途で選べるラインアップにも注目、光学式ドライブ内蔵でイエ夏!を楽しむマシンにもピッタリな1台

“シンプル イズ ベスト”という言葉が似合う1台、お手頃価格で在宅勤務も会社でも使いやすい持ち運びもOKな15.6型ノートPC「mouse F5」

2020年07月30日 11時00分更新

普段作業をするうえでは十分な性能を確保

 mouse F5-i3の試用機の主なスペックは、Core i3-10110U、8GBメモリー、256GB SSDという構成だ。まずはパソコンの総合的な性能をチェックしたところ、3382という結果になった。また、ソフトウェアの起動速度やブラウザーの描画速度といったユーザーが一番体感しやすい面を表す「Essential」が6928、WordやExcelなどOffice系アプリケーションの速度を示す「Productivity」が6081、3Dグラフィックスパワーを示す「Digital Content Creation」が2494という結果になった。

PCMark 10の結果

 搭載しているCPUがCore i3ながら、最新世代ということもあってEssentialとProductivityの結果は予想以上となった。Digital Content Creationはさすがに高くはないので、クリエイティブ用途は少し厳しいだろう。もし、少し負荷が高いテレビ会議と並行してほかのアプリも動かすといった用途などもこなしたければ、mouse F5-i5を、普段使いに加えてちょっと写真編集もこなせるマシンがほしいのであればmouse F5-i7を選択したほうが無難かもしれない。

 とはいえ、ウェブブラウジングやOfficeソフトを使った作業などであれば問題なくこなせるので、とくに負荷の高い作業はしないという人は、mouse F5-i3で十分だろう。

 CPUのコア単体と総合力をチェックする「CINEBENCH R20」では、マルチコアが855pts、シングルコアが364ptsという結果になった。Core i3なだけあって、さすがにマルチコアはそこまで高くないが、シングルコアの結果はそこそこ高い。シングルだけでいうと、Core i7-6700HQより上だということを考えると、Core i3といはいえ普段作業には十分なパワーを持っているといえる。

CINEBENCH R20の結果

 ストレージ速度を計測するCrystalDiskMarkは、シーケンシャルリードで554.72MB/秒という結果に。OSやアプリの起動は高速なので、そういった動作のもたつきでイライラすることはほぼなかった。

CrystalDiskMarkの結果

 グラフィックス性能を計測する3DMarkでは、Fire Strikeが929、Sky Diverが3883、Night Raidが4309というスコアになった。グラフィックス性能はさすがに高くはないので、ブラウザーゲームを遊ぶ、負荷が低いMMORPGを遊ぶといった程度であればプレイできるくらいのスコアはある。

Fire Strikeの結果

Sky Diverの結果

Night Raidの結果

 ゲーム系ベンチマークとして、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」をチェック。1920×1080ドット、フルスクリーン、標準品質という設定で、スコアは4524(普通)だった。また、グラフィック設定を最高品質に変更してみると、3654(普通)になった。ドラゴンクエストXくらいの負荷のタイトルであれば、普通にプレイすることはできそうだ。

標準品質で計測

最高品質で計測

 ドラゴンクエストXより少し負荷の高い「FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者 ベンチマーク」は、標準品質(ノートPC)、フルスクリーン、1920×1080ドットという設定では、設定変更を推奨された。そこで1280×720ドットに変更したところ、2985(やや快適)までスコアが上がった。FFXIVくらいの負荷のタイトルは、設定次第ではあそべなくもないといったところだ。

1920×1080ドットで計測

1280×720ドットで計測

 基本、ゲームを遊ぶマシンではないので、暇なときにブラウザーゲームなどを遊ぶといった用途くらいに考えておくといい。また、最近だとGeForce Nowのシステム要件はクリアしているので、利用すれば対応タイトルであれば最新のゲームもプレイできる。

自宅や会社での仕事に使って、たまに持ち運べるリーズナブルな15.6型ノートパソコン

 在宅勤務が増えてきた中で、なかには在宅を中心としてたまに出社するといったワークスタイルになったり、基本は会社で仕事をするが、在宅ワークもありというような働き方が増えてきている昨今、作業しやすい15.6型ディスプレーを搭載し、かつ持ち運べなくもないサイズ感のノートパソコンは、1台あるとかなり便利だ。

 mouse F5-i3は7万9800円(税別)から購入可能なので、早急にお手頃なノートパソコンが1台手元にほしいという人にもオススメできる1台になっている。また、もしテレビ会議で資料を出したり、大人数で会議するときのホストをやる機会が多いといった人であれば、Core i5-10210U搭載で8万9800円(税別)からのmouse F5-i5、プレゼン資料作成などのためにちょっと写真編集などもこなしたいというのであれば、Core i7-8565U搭載で8万9800円(税別)からのmouse F5-i7を選択するといいだろう。

 全モデルとも本体ボディーは共通で、快適に仕事をこなせる筐体であることは間違いないので、用途に合わせて、ベストな1台を検討してみてほしい。

試用機の主なスペック
機種名 mouse F5-i3
CPU Core i3-10110U(2.1GHz~最大4GHz)、2コア/4スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(M.2接続)
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.1(Type-C)、USB 3.0、USB 2.0×2、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、ヘッドフォン/ヘッドセット出力、マイク入力、有線LAN端子、SDカードリーダー(UHS-I対応、SDXC、SDHC含む)
内蔵カメラ 約100万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅361×奥行256×高さ24.1mm/約2.1kg
OS Windows 10 Home(64bit)

(提供:マウスコンピューター)

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