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数多の”謎”が想像を掻き立てる、ファンタジーRPG「巨神と誓女 R」先行プレイレポート

2020年07月21日 20時25分更新

R18イベントはフルボイス&一部アニメーション
低レアでもしっかり2つ用意

 最後だが、ある意味最も重要な要素を紹介しよう。一般版の「巨神と誓女」がDMM GAMESで配信されるだけでなく、FANZA GAMESで「巨神と誓女 R」も配信されるということは、R18ならではのサービスシーンも含まれているということだ。こここそなにより気になるという人もいるのではなかろうか。

 R18イベント「LOVEシーン」の解放には「愛情度」が必要で、誓女に特定のアイテムを渡すことで愛情度が上がり、50%と100%で2つのイベントが用意されている。愛情度を上げるアイテムの入手性は現状それほど確認できなかったが、ショップで無料ジュエルが貰えるときに一緒に交換するのがいいのかも。

愛情度を上げるアイテムは、庭園の収穫で入手したり、ショップでジュエルと交換することで手に入る

愛情度が上がると、ボイスの追加やステータスの補正が入る

誓女のヒストリーブックを見ると、記憶が全くない状態や愛情度が0の状態でも、なんとなくサムネイルを確認できる

「アリシア」のLOVEシーン。落ち着かないので一緒に寝たいと言ってきた彼女は、主人公の硬くなってる股間に手を伸ばしてきて「したいならいいよ」と誘ってくる

「ガーネット」は先輩らしく後輩の主人公に儀式してほしいとせがむ。ノリの軽い先輩ガーネットだが、ことに及び告白されるとまんざらでもない感じに

 なおR18版でのみ閲覧できるLOVEシーンは、フルボイスで収録されており、クライマックスの前後にはアニメーションで動きが加わる。またレアリティーに関係なく全てのキャラに2つのLOVEシーンが用意されているようだ。レアリティーが低いとイベントシーンが少なくなったりしがちだが、全員が50%と100%の2つのLOVEシーンを堪能できる。

ヒストリーブックの断片的情報から
想像させる奥深いストーリー

 キャラクターの経験値がなく、スタミナもなく、倒すべき巨神のレベルは自分で設定可能と、自由度はかなり高く自分のペースで楽しめるゲームだ。育成には巨神がドロップする素材を使うため、それなりに周回をする必要があるが、基本的に放置しておけるのであまり苦労は感じなく、気が向いたときにリンクコマンドを操作したり「想い出す」を狙ってみるのもいいだろう。

 育成のために周回する分、巨神の謳や誓女の記憶が溜まっていき、ヒストリーブックを見るのが楽しみになっていく。明確なメインストーリーは無く、主人公(プレイヤー)がなんのためにいるのかの理由も明確には明かされないが、誓女達のボイスやLOVEシーンなどで関係性は少しずつ理解できていくので、先を読み進めるのが楽しみになっていく。それぞれのストーリーはやや重めな傾向にあるが、どれも読み応えのある話になっているので、是非とも読み進めてほしい。

 また誓女だけでなく、巨神が背景になっているストーリーは長く深いので、巨神側のほうがさらに読み応えがある。バトル時の謳だけではなくスキルの名称などにも共感を感じてしまったり、単純な放置系でなくしっかり読んで考えさせられるゲームになっていて、たくさんのヒストリーブックを読みたいと思えるゲームだ。

(提供:FANZA GAMES)

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