週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

世界観抜群なブラウザーRPG「巨神と誓女 R」が遊びやすく進化!Hシーンの解放も捗る!?

2020年12月04日 20時00分更新

 FANZA GAMESから配信されている「巨神と誓女 R」は7月のサービス開始以降、安定した人気をキープしている。以前先行プレイの情報を掲載したが、サービス開始から約4か月が経過し、いくつかの変更が入ったので最近の巨神事情をレポートしよう。

 改めて「巨神と誓女 R」を説明すると、ゲームのジャンル的にはRPGだとは思うのだが、メインストーリーの詳しい説明がなく、プレイヤーが何を目的に冒険しているのかは明らかにされていない。この「フレストニア」と呼ばれる世界で誓女達と一緒に巨神と戦え、ということしか説明はされない。

 ただ、ゲームを進めていくと、案内役と思われる「執事鳥」の話の中に多少だがメインストーリーに関係するものがあるようだ。なお執事鳥の名前は「ムニン」という。古代ノルド語で「記憶」を意味し、北欧神話の神オーディンに付き従っているカラスと同じ名称だ。ムニンの話や後述の「巨神の謳(うた)」、誓女の「想い出す」で得られる断片的な情報を頼りに、物語を「考察」していくタイプの作品といえよう。

新しい巨神を倒すと執事鳥「ムニン」が語りかけてくることがある。ゲームシステムのチュートリアル的な内容がメインだが、この世界のストーリー的な内容が含まれることもある

 ゲームの起動画面や開始してすぐに流れてくるBGMからして派手さはなく、どことなく寂しさがある空気感が特徴的だ。モノクロを基調にしたデザインも含め、落ち着いた雰囲気重視のデザインに魅力を感じる人も多いだろう。また本作にはスタミナのような要素が無く、時間が許す限りプレイし続けることが可能になっている。

 サービス開始時には未実装だった自動周回機能が最近実装されたため、PCなら画面の隅にブラウザーを配置しておけば戦闘を見続ける必要がなく、他の作業をしながらプレイすることも可能なので、素材集めなどを片手間にできる点は優秀だ。

「かってに周回」機能で素材集めが楽に

 サービス開始後に実装された機能として、一番の目玉は自動周回機能「かってに周回」だ。「巨神と誓女 R」では、プレイアブルキャラである誓女にレベルの概念はなく、戦闘力を上げるには誓女達が持っている武器「神器」を強化する必要がある。神器の強化には巨神がドロップするアイテムを使用するが、巨神毎に異なるアイテムを落とすため、複数の種類のアイテムを集めなければならない。誓女1人で複数の神器を所持していることもあり、かなりの数のドロップアイテムを集める必要があるので、周回は必須だ。

神器の強化によってステータスの上昇や、他ゲームでいうところのスキルである「グリフ」を得ることができる。また神器は誓女1人につき多いと十数種類あるため、強化アイテムもかなりの数が必要になる

 巨神のドロップアイテムは1回や2回などの戦闘で集まるということはなく、複数あるドロップアイテムの中からランダムでドロップするので、目的のアイテムが出るまではかなりの周回が必要な場合が多い。サービス開始直後は戦闘が終わるのを待って手動で再出撃する必要があったが、自動周回機能が備わったことで放置することが可能になった。

戦闘開始ボタンの下に「かってに周回」ボタンが用意された。チェックを入れておくと自動的に同じレベルの巨神に再挑戦する

 本作では挑戦する巨神の強さを任意に設定可能になっていて、当然ながら安定して倒せるレベルに設定して戦うのだが、まれに「ワンダリングハザード」(略称でWH)と呼ばれる特殊な巨神が登場することがある。巨神は高いレベルほどいいドロップアイテムを落とすので、クリアできる範囲でギリギリまでレベルを上げるのが基本だが、WHは設定したレベルよりも10レベル以上の強さがあり、出てきたらまず負けてしまう。しかしWH限定アイテムを落とすこともあり、出現自体が希少なWHは是非とも倒しておきたい巨神ではある。

 サービス開始直後はWHの出現が戦闘を始めないと確認できず、多くのユーザーが戦闘開始直後に悔しい思いをしていたが、負けが確定する前にブラウザーをリロードすると戦闘開始直前の状態に戻り、次回の戦闘がWH確定になることが判明したため、その際にレベル設定を下げて挑戦することでWH素材を集める猛者が続出した。しかしサービス開始後かなり早い時期に調整が入り、リザルト画面のリトライボタンに「WanderingHazard」の文字が表示され、WHの出現が確認できるようになった。

4つ目のステージ「AZ-04」の「咒歌の巨神」の通常カラー

「咒歌の巨神」のワンダリングハザード。派手な色合いになりかなり強くなっている

出撃前の開始ボタンに「WanderingHazard」の表示が出るようになった。リザルト画面のリトライボタンにも同様に表示される

通常バージョンの巨神とWHとで個別にレベル設定が行なえるようになっている

 また「かってに周回」機能については、最初はただの自動周回でWHが出ると負けてしまうような状態だったが、9月の実装からひと月後の10月に修正が入り、WH時のレベル設定を個別に行なえるようになった。通常時の巨神だけでなく、WH時の巨神を勝てるレベルに設定しておくことで、自動周回でもWHの限定素材を集めやすくなっている。なお本作では、戦闘に負けても自動周回が途切れないので、素材目的で勝率が低くても上位レベルに挑み、一晩寝ている間に周回させて少しでも集めるといったことも可能だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事