明星の「チャルメラバリカタ麺 豚骨」×「ボス カフェベース」え? 本当
「チャルメラマキアート」降臨!ラーメンにカフェベース入れたら嘘みたいにおいしい
どうもご無沙汰しております。 アイスジャーナリストのシズリーナこと荒井健治です。 実は私、アイスジャーナリストの他にも企業コラボニストとして様々なメーカーの商品を勝手にかけ合わせてメーカーの方へ実際に食べていただく活動をしております。
さて、みなさん「チャルメラマキアート」を知っていますか?
Twitterでバズった「言い間違い」
日常生活を送る上で、言い間違いや聞き間違えってよくありますよね。 例えば「ふくらはぎ」を「ふくろはぎ」と言ってしまっていたり、学校の先生を「お母さん」と呼んでしまったり。
Twitterで誰が最初に言い始めたのか不明ですが、2010年2月から未だに呟かれ続けている「チャルメラマキアート」という伝説のメニューがあります。
「スターバックスに『キャラメルマキアート』を注文しようと立ち寄り、オーダーの際に『“チャルメラ”マキアート』と注文してしまった上に、恥ずかしさに蓋をしようと思ったのか、さらに『バリカタで!』と続けていた」……そんな投稿が発端になったそう。
チャルメラマキアートなんて造語が飛び出してくるとは、明星食品「チャルメラ」シリーズのヘビーユーザーなのか、直前に食べていたのかは正直よくわかりません。インパクトの強い言い間違いには変わりありませんね。
この「言い間違いメニュー」が存在したらいったいどんなメニューになるのでしょう?
今回は「チャルメラマキアート」を勝手に再現! 味を検証していきたいと思います。さらにそれぞれのメーカー担当者に、よりおいしく作るコツも教えていただきました。
118杯試食して「チャルメラマキアート」の黄金比を発見
まずは想像力を働かせて自分が思い描く「チャルメラマキアート」を仕上げていきます。
「チャルメラマキアート バリカタで!」ということで、明星食品「チャルメラバリカタ麺 豚骨」がベース。こちらに合わせるのは、サントリーの濃縮コーヒー「ボス カフェベース(無糖)」。
今回、一番難しかったのが、「チャルメラバリカタ麺 豚骨」に「ボス カフェベース(無糖)」をどのくらい注ぎ入れたらお互いの味や風味が調和し、旨味を引き出せるか。バランスを取るのが非常に難しかったです。
試食を重ね118杯目でやっと「チャルメラマキアート バリカタで!」の全貌が見えてきましたよ。
これぞ「チャルメラマキアート バリカタで!」のレシピ!
ここでシズリーナ流「チャルメラマキアート バリカタで!」のレシピを公開。
・「チャルメラバリカタ麺 豚骨」を作る。
・「カフェベース(無糖)」を大さじ一杯(15ml)流し入れる。
「チャルメラマキアート バリカタで!」の完成です!
コクのあるクリーミーな豚骨スープに濃縮されたコーヒーの酸味と香ばしさが合わさることでスープに奥行きができてより立体的な味になりました。また、細いストレート麺をすする度にとんこつ独特の香りも抑えられ、まるでコーヒーの美味しいカフェでラーメンをいただいている感覚にまでなれます。豚骨臭を抑えられるため、オフィス内でも堂々とランチに袋麺のラーメンが食べられます。
言い間違いの「チャルメラマキアート」をもとにして作ったメニューですが、明星の「チャルメラバリカタ麺 豚骨」に「カフェベース」を加えると嘘のようで本当においしいのです!
明星食品、サントリーの中の人に食べてもらった
さっそく、両社のブランド担当者へアポイントを取り、シズリーナの取材史上初となるオンライン試食会をさせていただきました。コロナ禍ということで3蜜にならないように工夫して最新技術を活用した取材です。
明星食品のチャルメラ担当松川氏とサントリー食品インターナショナルのカフェベース担当城坂氏にTwitterで呟かれ続けている伝説のメニュー「チャルメラマキアート バリカタで!」(シズリーナレシピ)を実食してもらったところ……。
その模様がコチラの動画です。ぜひご覧ください!
感想をいただいたところ、両社満場一致で合格をいただきました! ありがとうございます!
松川氏は「ミルクベースの豚骨スープに濃縮コーヒーの苦味や旨味が加わることでより複雑な味になり、さらに美おいしく感じられるようになったのではないか」と「チャルメラマキアートバリカタで」”を分析してコメントしてくれました。
より間違いなくおいしいチャルメラの作り方をお聞きした
今回取材した明星食品の松川氏は麺開発に携わっていたスペシャリストであり、チャルメラのブランド担当という経歴を歩まれております。せっかくの機会なので、正しいチャルメラの作り方を伝授していただきました。
~プロにおききした「チャルメラバリカタ麺 豚骨」の作り方~
まずは、ストップウォッチを用意します!
1、やかんで湯を湯沸かしする
(沸騰したお湯を計量カップで450ml測り鍋に入れる)
※湯量が変化しないようにという工夫だそうだ!
2、お湯の沸騰状態を確認する
(泡の出かたが大きくではなく細かい泡から中ぐらいに変化するあたりぐらいを確認し麺を投入する準備をする)
3、麺の表裏を確認する(平の面を下にして沸騰した鍋に投入する)
※片面30秒ずつ優しくほぐしながらひっくり返し麺を茹でていく
※60秒経過したら麺には触れずに優しく見守る
お湯を正確に計量したり綿密な手順がよりおいしいチャルメラを作る秘訣だそうで。この一連の流れを「湯沸かし3年ほぐし5年」と呼んでいると松川氏。一人前になるには8年はかかるそうです……。
カフェベースで簡単に作れる「ダルゴナコーヒー」
最後に、カフェベース担当の城坂氏にカフェベースでもオススメの飲み方を聞いたところ、誰でも簡単に作ることができる「ダルゴナコーヒー」を教えてもらいました。
カフェベースを大さじ3杯と砂糖3杯を合わせ、泡立て器で混ぜ合わせ、これを牛乳(300ml)に注ぐだけで失敗せずに「ダルゴナコーヒー」ができるとのこと。
実際に作ってみるとこんな感じに!
カフェベースは、自分の好みで味を調整できるのでおかし作りや今回の「チャルメラマキアート バリカタで!」でも使用した通り料理にも出番がありそうですね!
ぜひ、みなさまもTwitterの伝説のメニューをご自宅で試して見てはいかがでしょうか?
筆者紹介:シズリーナ
脱サラして年間4000種類以上のアイスクリームを日本全国食べ歩くアイスジャーナリスト。その他にも、掛け合わせグルメ、音グルメの考案者として話題沸騰中! 掛け合わせグルメの代表作として、日清のカップ麺「カップヌードル カレー」の中にロッテのアイス「雪見だいふく」を加える「雪見カレーヌードル」がある。
Twitter:@sizzleeena
Instagram:sizzle_feeling426
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